Lamborghini Sian Roadster
ランボルギーニ シアン ロードスター
アウディのEV版SUVクーペ「Q4 スポーツバック e-tron コンセプト」デビュー
ランボルギーニ初のハイブリッドオープン
ランボルギーニは2020年7月8日、新型モデル「シアン ロードスター」を発表した。19台のみの限定仕様であり、生産予定分はすでに完売しているという。
シアン ロードスターは、ランボルギーニ初のハイブリッドスーパースポーツ「シアン FKP 37」をベースにしたオープントップモデルだ。
V12+モーターで812hpを発生
8500rpmで785hpを発生するV12エンジンに34hpの48V電気モーターを搭載し、システム出力は819hpを誇る。パワーウェイトレシオは2.0kg/hp。0-100km/h加速は2.9秒以下、最高速度は350km/h超に達するという。
シアン ロードスターのハイブリッドシステムには、世界で初めて蓄電にスーパーキャパシタを採用。リチウムイオンバッテリーのおよそ10倍の電力を蓄電するというスーパーキャパシタは、V12エンジンとコクピットの間、バルクヘッド部分へ搭載することで重量配分を最適化した。
同重量のバッテリーに比較して3倍パワフルなスーパーキャパシタとモーターで構成する電動システムは、全体重量を34kgに抑えている。
「シアン」は一閃きらめく稲妻の意味
ちなみに「シアン」はランボルギーニの故郷、ボロネーゼの方言で“閃光”または“稲妻”を意味する単語。先んじて発売されたクーペの「シアン FKP 37」は、2019年8月に逝去した故フェルディナント・カール・ピエヒ(Ferdinand Karl Piech)博士に敬意を示したネーミングで、数字の「37」はピエヒ博士の生まれた1937年を表している。こちらもワールドプレミア段階ですでに限定生産分の63台は完売していた。
初代カウンタックのペリスコープに着想を得たデザイン
シアン ロードスターはクーペモデル同様、「Y」を象ったヘッドライトや初代カウンタックに着想を得たペリスコープを思わせるデザインを採用。今回公開した車体はチェントロ スティーレが特別に選んだ「ブル ウラノス」と呼ぶボディカラーに鉱石を思わせる「オロ エレクトラム」色のホイールを組み合わせる。内装はオフホワイト基調に、外板色と呼応するブルーとゴールドのアクセントカラーを配した。
もちろん、実際に販売される車両はオーナー自身の好みに合わせた内外装カラーを自由に設定できる。3Dプリント技術を使って製作されるエアベントには、オーナーのイニシャルを刻印することも可能だという。
新世代のV12サウンドを堪能できるオープントップ
アウトモビリ ランボルギーニのステファノ・ドメニカリCEOは語る。
「シアン ロードスターはランボルギーニのスピリットを表すモデルです。息を飲むようなデザインと飛び抜けたパフォーマンスを誇るだけでなく、なにより未来のテクノロジーを体現しています。革新的なハイブリッドパワートレインは、ランボルギーニのスーパースポーツカーの方向性を指し示しているのです」
ハイブリッド機構を得た伝統のV12はいかなるサウンドを奏でるのか。それをキャビンでダイレクトに堪能できるのは、19人の限られたオーナーのみ。シアン ロードスター及びクーペモデル、ともに価格は明らかにされていないが、税抜き200万ユーロ(約2億4000万円)を超えると言われている。
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