10月19日にポルトガルのポルティマオでシーズン終了を迎えたELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズの最終ランキングに基づき、5つのチームが、2025年のル・マン24時間レースへの自動招待枠を獲得した。
ELMSからは、4つのカテゴリーのチャンピオンと、LMP2のランキング2位のチームが、2025年6月にサルト・サーキットで行われる耐久クラシックへと出場することが可能となっている。
2025年ル・マン24時間レースへの自動招待、IMSAからの3枠が決定
5つの招待枠のうち4つは、LMP2カテゴリーへの出場となる。
まずはELMSの総合ランキング上位2チーム、すなわちAO・バイ・TFとインターユーロポル・コンペティションだ。
さらに、LMP2プロ/アマカテゴリーを制したAFコルセ、そしてLMP3王者となったRLR Mスポーツも、ル・マンのLMP2グリッドへと復帰することとなった。
この英国チームが最後にル・マンに参加したのは2019年で、ジョン・ファラーノ、アルジュン・マイニ、ノルマン・ナトの3名のドライバーを起用し、オレカ07・ギブソン1台で出場した。このときも、前年のLMP3タイトル獲得により、自動招待枠を獲得していた。
ELMSからの5台目の招待枠は、最終戦の最終ラップでの逆転により濱口弘/アクスシル・ジェフリーズ/アンドレア・カルダレッリがタイトルを獲得した、アイアン・リンクスが手にしている。彼らはLMGT3クラスへの参戦権利を得たことになる。
ポルティマオで確定した5つの招待は、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権からの参加者にすでに割り当てられている、3つのエントリー枠に追加されるものだ。
IMSAからは、ニック・ブールとオレイ・フィダーニがトゥルーマン賞とアキン賞のタイトルを獲得して招待枠を手にし、さらにGTPを制覇したポルシェ・ペンスキー・モータースポーツもエントリー枠を手にしている。
2025年ル・マン24時間レースの残るふたつの自動招待枠は、12月7日にセパン・インターナショナル・サーキットで開幕するアジアン・ル・マン・シリーズのLMP2およびGTチャンピオンに与えられる。
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