ルノーは昨年、コンストラクターズランキングで3強チームに次ぐ4位に入り、2019年は中団グループからの脱却を目指していた。しかしながら迎えた2019年シーズンは信頼性とパフォーマンスともに乏しく、第7戦カナダGPを前にしてランキング8位と、低迷に喘いでいた。
しかしながら、迎えたカナダGPではダニエル・リカルドが6位、ニコ・ヒュルケンベルグが7位に入り、2016年にワークスチームとして復帰して以来ベストリザルトタイとなる結果を残した。
先日エンジンのアップグレードを行なったルノーだが、第8戦フランスGPでは大規模なシャシーのアップグレードを行う予定であり、さらなるパフォーマンス向上が期待されている。
ヒュルケンベルグは、彼を“かなり楽観的”にさせたカナダGPのパフォーマンスを、ルノーのお膝元であるフランスGPでも再現できるだろうと語った。
「これまでのところ、このマシンはあらゆるタイプのサーキットでパフォーマンスを発揮してきたので、現実的なことだと思う」
「そしてこのパッケージには一貫性があって、これまでのところあらゆるところでうまく機能している」
「いくつかのミス、技術的な問題など、様々な理由で結果がついてきていなかっただけなんだ。だから僕はかなり楽観的だ」
ルノーは昨年、中団チームの中で最もコンスタントにポイントを獲得しており、2台ともノーポイントに終わったのは21レース中わずか4レースしかなかった。今季はすでに3レースでノーポイントに終わっているが、ヒュルケンベルグはそれがチームの抱えている問題の産物だと考えている。
「最終的に何の問題も支障もなく週末を過ごせて、両方のマシンがポイントを持ち帰ってこれたのは良かった」と彼はカナダGPを振り返った。
「それはヴィリー(シャティヨン=エンジン部門のファクトリー所在地)とエンストン(シャシー部門のファクトリー所在地)のみんなにとっても良い褒賞になっただろう。ハードワークが功を奏したんだ。これまで僕たちみんなが苦しんできた」
「このマシンには常にポテンシャルがあると感じているけど、以前はヒューマンエラーや技術的な問題がしばしば起こっていた。オーバーテイクの出来ないサーキットの場合、そこから順位を取り戻すことは困難だった」
「ポイントを取ってこの位置(ランキング)にこれたことで、ついに報われて満足している」
ヒュルケンベルグはまた、チームにとってのホームグランプリで予定されているアップグレードに“非常に興奮している”といい、カナダGP同様、レッドブルのピエール・ガスリーを打ち負かすことを視野に入れている。
「僕たちはこれを繰り返さなければならない。うまくいけばこの勢いをルノーのホームグランプリでも続けられるだろう」
「上位3チームはかなり先を行っているけど、(カナダでは)レッドブルのひとりには最終的にペースで上回ることができた。僕たちはポールリカールに向けてアップグレードを行うので、とても興奮している」
「彼らはマシンのパフォーマンスをより引き出すことができるかもしれないが、うまくいけば僕たちもそうなるし、おそらくその差は縮まるだろう」
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