必需品!あると便利!安心!確認したい基本の車載アイテム9選
新車でクルマを買ったとしても必要な車載グッズがすべて備わっているとは限りません。中古車なら期限切れが起きている可能性もあります。クルマを使うために積んでおかなくてはならないもの、あると便利なもの、万が一のために用意したいものなど、さまざまなアイテムを紹介します。
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必需品なのに標準装備でないこともある
<1:ETC車載器>
ほぼ必需品なのに標準装備ではなく、オプションになっている車載用品があります。たとえば高速道路で使うETCがオプションとなっていることがありますが、高速道路を使わない人もいるのでというのが理由です。
ETCは本体が6000円~3万円程度、取り付け工賃とセットアップで1万円~3万円がかかります。取り付けはDIYも可能ですがセットアップは指定業者で行う必要があり、セットアップだけの場合は2500~3000円程度なので、DIYで取り付ければ本体価格+2500~3000円で導入可能です。そのほかにクレジットカードが必要ですが、クレジットカードは年会費無料のものもあります。ETC導入には初期費用が掛かりますが、割り引きやマイレージサービスもあるので、意外と回収できてしまうものです。
<2:三角表示板>
ETC車載機と同じ理由で標準装備されないのが三角表示板です。事故や故障でクルマを路肩に停車させる際、三角表示板を使うことで停車車両がいることを知らせますが、これが義務化されているのは高速道路だけです。しかし、トラブルの時は一般道でも三角表示板を使ったほうが安全ですし、一般道での使用が禁止されているわけではありません。まったく高速道路を使わないならETCは不要ですが、三角表示板は用意しておいたほうがいいでしょう。三角表示版は1000円程度から購入できます。
<3:発煙筒>
標準装備されていても、使用期限が限られているものもあります。よく知られたものでは発煙筒で、事故や故障でクルマを停車する際に使いますが、使用期限を過ぎたものは発煙しないこともあります。ディーラーでも購入できますが、カー用品店や通販でも購入できます。ディーラーでは2000円程度の価格ですがカー用品店や通販では1000円以下で購入できます。
<4:パンク修理剤>
また、最近はスペアタイヤを積まずにパンク修理剤とエアコンプレッサーを積んでいるクルマもあります。パンク修理剤は使用期限があるので期限が切れていたら交換しておいたほうがいいでしょう。
現代の必需品、スマホアダプターとUSB電源アダプター
<5:スマホホルダー>
必需品ではないとしても、車内で快適にすごすために用意しておいたほうがいいグッズもあります。最初に用意したいのがスマホホルダー。走行中にスマホを手で持って操作すると違反として取り締まられることがあります。無用な取り締まりを受けることを防止するためにもスマホホルダーはぜひとも用意したいアイテムです。さまざまな取り付け方法があり、クルマのインパネ形状などによってもマッチングに差があるので、製品レビューなどを参考に選ぶのがいいでしょう。
<6:USB電源アダプター>
新車の場合はUSB電源が用意されているクルマも多いですが、少し前のクルマだとUSB電源がない、あっても数が少ないということもあります。USB電源となるアダプターはなにかと便利なので装備しておきたいアイテムです。スマホホルダー、USBアダプターともに100円ショップでも購入できるものから高価なものまで多数存在します。USBアダプターは出力が1A、2Aなどとなっています。出力が低いとタブレットの充電などができないこともあります。
万が一のトラブルに備えて
クルマがトラブルを起こしたときの対処も考えて起きたいものです。
<7:ジャンピングコード>
JAFロードサービスの調査でもっとも出動理由が多いのはバッテリー上がりです。バッテリー上がりは自分でも対処することができます。ひとつはジャンピングコード(ブースターケーブル)によって他車から電源供給を受けてセルモーターでエンジン始動(EVのシステムの起動)を行うことです。ジャンピングコードは供給可能な電流が決まっているので、搭載されるバッテリーの大きさによって選ぶ種類が異なります。軽自動車なら50A、コンパクトカーで80A、プレミアムカーでも100Aあれば大丈夫でしょう。コードは長いほうが取り回しが楽で、100Aで長さ5mのタイプが2000円程度で購入できますが、長すぎると抵抗が大きくなります。
<8:未開封のペットボトル水>
人気のない場所でトラブルになって救援を待たなくてならないときなどに備えて用意しておきたいのが水です。夏場の暑い時期に救援を待つ場合、水がないのは本当に辛いものです。飲料水はオーバーヒート時にラジエターに入れることもできます。逆に水道水をペットボトルに詰めたものを積んでおいても、飲むことはできません。積んでおくなら「飲める水」です。ペットボトルの水には賞味期限が書かれていますがこれは蒸発によって内容量が減るためで、品質には問題がないといわれていますので、開封していないペットボトル水をトランク内に常備するのがいいでしょう。逆に、寒いときは防寒が大切です。コンパクトに収納できる寝袋などは仮眠時などにも使えます。
<9:脱出ハンマー>
クルマが水没した際などは外側から水圧が掛かってドアが開かなくなることがあります。横転してドアが変形した際などもドアが開かなくなります。こうしたトラブル時に電源が喪失すると、パワーウインドウも動かなくなります。ドアが開かない、パワーウインドウが動かない際にクルマから脱出するためには、サイドウインドウを割って脱出する必要があります。(※現代のクルマのフロントウインドウは合わせガラスというガラスが使われているので、ガラスを割っての脱出は不可能)
多くのクルマのサイドウインドウは強化ガラスが使用されていて、ガラスの厚みの3分の1までにキズをつけるとバラバラに崩壊します。このキズをつけるための尖ったハンマーが「脱出ハンマー」という名前で販売されています。500円台の価格から用意されていて1500円程度の価格帯が中心となっています。脱出ハンマーを使う際は、フロントではなく、サイドウインドウを割る必要があることを覚えておいてください。
著者:諸星陽一
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