平成最後(令和最初)の超大型連休を満喫!!
スーパーGTとキャンプを同時に満喫できる! ゴールデンウィークは富士スピードウェイへLet’s Go
【GWお役立ち情報】富士スピードウェイで「レース観戦キャンプ」を実践してみた
家族や仲間と観光やドライブ、そしてキャンプに行くという人も少なくないのでは?
関東圏であれば、千葉、那須高原、道志川沿いに芦ノ湖や富士ふもとっぱらなどなど、星の数ほどキャンプ場が存在しますよね。
そんななかで、クルマ好きファミリーにオススメの穴場キャンプスポットが、静岡県の御殿場にほど近い『富士スピードウェイ』。
というのも、毎年ゴールデンウィークに開催される国内最高峰の箱車レースイベント『スーパーGT』の期間は、富士スピードウェイの中でキャンプすることができちゃうんです!!
昼間は富士山を眺めつつレースやイベントを楽しみ、夜は自然の音と空気に包まれて過ごすことができるなんて、最高だと思いませんか!?
しかも、小学生まではレース観戦料金がかからないので、ファミリーでも実質1万円チョイというリーズナブルな価格でキャンプを楽しめちゃうのです!
「でも、キャンプのための施設が整っているのか心配だな~」という人もいるでしょう。
そこで今回は、そのあたりの事情もしっかりカバーしつつ、2018年のGWに開催されたスーパーGT Rd.2(いち部写真は2018年8月開催Rd.5)で実体験した【富士スピードウェイでレース観戦キャンプ】の様子をレポート!!
●キャンプに必要な設備はお風呂以外ほぼ整っている
富士スピードウェイは、国内屈指の国際サーキットなので、トイレや施設内の道路などはとってもキレイに整備済み。グランドスタンドなどにはバリアフリー対応トイレ、おむつ交換台や授乳施設なども備えられています。
また、キャンプには欠かせない炊事場や残飯処理場所も用意されていました(写真はパナソニックコーナーとP15の間にあるトイレの脇に設置された炊事場)。
イベント開場時間中は飲食ブースもたくさんオープンしているので、食事の用意を省略することも可能です。
また、サーキット内はシャトルバスが運行されているので、キャンプしているエリアから飲食ブースがあるイベント広場までの移動も、さほど心配することはありません。
唯一、キャンプするにあたって不足している設備がお風呂ですが、サーキットを出て近隣の温泉施設に行くこともできるので、汗をかいてしまっても、なんとかなります。
●観戦を楽しむ上でもキャンプ泊は有利
スーパーGTは人気レースなので、オープン、クローズ時には周囲の道路はもちろん、サーキット内でも渋滞は避けられません。一方で、予選日におこなわれるキッズウォークやナイトシアターは遅い時間まで行われていますし、決勝日は朝からイベント進行が始まります。
もし2日間とも観戦するなら、外の渋滞に巻き込まれることなく朝から夜まで焦らずゆっくりイベントを楽しめるのも、キャンプ泊のメリットといえるでしょう。
疲れたらテントに戻ってひと眠り、なんてこともできちゃいます。
●観戦&
宿泊にかかる費用もリーズナブル!
最低限必要となるのが観戦券と一般駐車券。大人二人で2日観戦するならペアチケット(1万円)と駐車料金(1600円)で、イベント広場に並ぶ出展ブースや、グランドスタンド1F席(指定席エリア除く)からの観戦を楽しむことができます。
中学生以下なら料金はかかりません(保護者同伴に限る)。
もちろん「せっかく行くならマシンやレースクイーンをもっと近くで見たい!」という場合にはグリッドパスや各種指定パスを追加購入すれば良いででしょう。
ちなみに子供と一緒なら、キッズウォーク(子供と同伴者だけが入れる無料グリッドウォーク)や、キッズプレゼント抽選会、キッズエリア(ふわふわなど)、FUJI JURASSIC WAY(別途入場料が必要)なども楽しむことができますよ。
2018年のGWに開催されたスーパーGT富士戦(いち部写真は8月開催Rd.5)で実体験した【レース観戦キャンプ@富士スピードウェイ】実践レポート!!
●テントを張れる場所は、けっこう自由に選べる
テントの設営については
・アスファルトへのペグ打ちなどは禁止されている
・直火の使用は禁止されている
・スタンドや避難導線など指定禁止場所がある
というルール以外は、かなり自由に行われているのが現状です。
(※詳細は富士スピードウェイのホームページで確認してください)
ベストポジションを確保するべく、前日からゲート前に並ぶファンも多いいっぽうで、テント設営可能な場所はたくさんあるので「テントを張る場所がなかったらどうしよう」という心配は無用。予選日の観戦を楽しんだあと、夕方からテントを設営しているひともいるくらいです。
人気なのはコース脇の芝生エリアですが、その場合は駐車場から荷物を運ばないといけません。
そこで『テントは宿泊場所と割り切り、昼間の観戦はスタンドなどで楽しむ』というスタンスで、コースとは離れた駐車場の端にある芝生などにテントを張っているお客さんもけっこう見かけます(駐車場にテントを張っている場合は、決勝日の朝6時までにテントを撤去する必要あり)。
また、外周路の路肩が広い場所に車を止めてテントを設営しているツワモノも。じつはコースがバッチリ見渡せる場所もあって、常連さんの穴場スポットになっているようです。
一方で、どこに設営するにしても注意したいのが風対策。富士スピードウェイは強い突風が吹くことが少なくないため、テント設営はしっかり行ったうえで、風が強くなったらテントを撤収するなどの対策が必要なことも。もちろん、富士山の麓なのでGWとはいえ防寒対策は必須です。
●予選日未明から臨時駐車場で待機するファンも多い
ちなみに2018年5月の富士戦では、予選日の午前2時頃に到着した時点で東ゲートの道路を挟んで南側にある臨時駐車スペースへと案内されました。ちなみに地図のピンク色2箇所にトイレがあります。
そのままゲートオープンまで仮眠をとり、午前5時頃に東ゲートから入場することができました。
ゲート入場後は、右回りの一方通行。P7もしくはP15にクルマを停めて、テントを設営する場所まで荷物を運ぶひとが多いでしょう。階段や段差などもありますが、荷物を乗せて引っ張るカートがあると便利なこと間違いなし!!
テントを張って夜を過ごすには平らな場所を確保したいところ。パナソニックコーナーの外側や、トヨペット100Rコーナー内側などは平面が多くキャンプ向きのエリアです。ただし駐車場やトイレが少し遠いのが難点。
13コーナーやGR Supraコーナー付近は傾斜がキツい場所もあるけれど、トイレや水場が近く、P15からの距離も近いのでキャンプ観戦者に人気のエリアです。
アドバンコーナーやコカ・コーラコーナーは、観戦には適しているものの、大きなテントを張るスペースはありません。昼間の日よけのためにワンタッチテントを張っているひとが多いです。
放送用のスピーカーは近すぎるとうるさいし遠すぎると実況が聞き取りにくかったりするので、場所選びの時に気にしておきたいポイントのひとつ。観戦しやすさを重視するならガードレールの高さやコースとの高低差なども考慮して場所選びをするとよさそうです。
●サーキット内はシャトルバスで移動。外に出てお風呂や買出しも可能
イベント中はシャトルバスが駐車場やイベント広場を循環しているので、富士スピードウェイのホームページなどでバス停の位置を事前に調べておくと便利。また、食材の買出しや入浴などのために、サーキットを出て、戻ってくることもできます。
ただし、観戦券とは別に駐車券が必要となっていて、外出しなければ予選日1日分(1,600円)だけで決勝日まで過ごすことができますが、一度外に出る場合は21時を過ぎると翌日扱いとなり、また1,600円がかかってしまうので注意が必要です。
ちなみに、近隣の日帰り入浴施設は2箇所で、どちらも15~20kmくらい。
コンビニもおなじエリアに数カ所あり、御殿場市内まで移動すればスーパーなどもあります。
決勝日は6時30分にパドックオープンとなり、9時前にはコース走行がスタートします。朝の入場渋滞に巻き込まれることなく、朝から全開で楽しみたいという人にも、キャンプはとってもオススメ。ちなみに、レース観戦がイチバンの目的なので、夜中までドンチャン騒ぎしているようなひとは見かけません。
というわけで、クルマやレースが好きで、キャンプも好きなら、行かない理由が見当たらないほど楽しい【レース観戦キャンプ@富士スピードウェイ】。
ぜひあなたも家族やクルマ仲間とお試しあれ!!
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