立川祐路の引退記念特番が4夜連続放送。J SPORTSでシーズンオフもスーパーGTを楽しもう

　国内屈指の人気を誇るスーパーGTを全戦中継するスポーツ専門チャンネルのJ SPORTSでは、2023年シーズンをもってスーパーGTドライバーを引退した立川祐路の引退を記念した特別番組『ありがとう！立川祐路 SUPER GT ベストレース』を12月26日から4夜連続放送／配信を行う。

　1996年にスーパーGTの前身であるJGTC全日本GT選手権にスポット参戦を行い、1999年からチーム・セルモのドライバーとして国内最高峰GTレースを戦ってきた立川。2023年最終戦をもってスーパーGTドライバーを引退するまで、通算19勝、最多24回のポールポジション、三度のGT500チャンピオンを獲得する活躍をみせた。

　11月4日には、2023年スーパーGT第8戦もてぎが開催されているモビリティリゾートもてぎで引退セレモニーが開催。そのセレモニーでは立川の家族に加え、ドライバーや監督などの関係者、多くのファンが見守るなかで行われ、立川の人気とトップドライバーさを印象づけた。

　セレモニーの様子はJ SPORTSオンデマンドでも配信が行われ、サーキット現地以外からも多くのファンがその光景を見守ったはず。J SPORTSでは、このシーズンオフにレース界に多大な実績を残した立川に敬意を表すとともに、これまでの功績や名レースを“盟友”と振り返る特別番組を4夜連続で放送／配信を行う。

　12月26日（火）の22時から放送される初回では、ゲストに松田次生を迎え、約20周にわたるトップ争いを繰り広げた2005年第6戦を振り返る。このレースは富士スピードウェイが現在のレイアウトにリニューアルしてから2戦目となり、立川のZENTセルモスープラと松田のEPSON NSXが激しいバトルを展開したことで記憶に残っている人も多いはず。

　続く12月27日（水）の第2回では立川最大のライバルかつ“盟友”である脇阪寿一を迎え、脇阪が「一番覚えている」と語る2009年第2戦をプレイバック。脇阪のPETRONAS TOM’S SC430と立川のZENT CERUMO SC430による残り4周のカシオトライアングルでのサイド・バイ・サイドの争いをふたりが語る。

　さらに12月28日（木）の第3回では“帝王”本山哲をゲストに、ニッサンとトヨタのエースがバトルを繰り広げた2006年第5戦SUGOと2015年第3戦タイの争いを語る。そして12月29日（金）の第4回には脇阪と、2015年からの9年間にわたり立川のパートナーを務めた石浦宏明とともに、“GT最速男”と呼ばれた立川のレース人生を振り返る。

　またJ SPORTSでは、2023年も激戦が繰り広げられたスーパーGTの総集編を放送／配信中だ。GT500クラスでチャンピオンを獲得したau TOM'S GR Supraの坪井翔と伊藤大輔監督がゲストとなる同番組は、すでに初回放送は終了しているが、12月26日の立川特番放送後の23～25時にJ SPORTS 3での再放送が予定されている。なお、PCやスマートフォン、タブレットで視聴できるJ SPORTSオンデマンドでは、12月26日の23時から配信が行われる。

　シーズンオフはレースが少なくなり、モータスポーツファンにとっては寂しい時期になりがちだが、J SPORTSの特別番組で一年をおさらいすることも良いかもしれない。番組内容や時間は変更される可能性があるので、放送予定などについてはJ SPORTSのスーパーGT番組サイト（https://www.jsports.co.jp/motor/supergt/）を確認してほしい。

■『ありがとう！立川祐路 SUPER GT ベストレース』放送／番組一覧
・＃1 2005年第6戦富士スピードウェイ
ゲスト：立川祐路／松田次生
12月26日（火）22:00～23:00　J SPORTS 3／J SPORTSオンデマンド

・＃2 2009年第2戦鈴鹿サーキット
ゲスト：立川祐路／脇阪寿一
12月27日（水）22:00～23:00　J SPORTS 3／J SPORTSオンデマンド

・＃3 2006年第5戦スポーツランドSUGO／2015年第3戦チャーン・インターナショナルサーキット
ゲスト：立川祐路／本山哲
12月28日（木）22:00～23:00　J SPORTS 3／J SPORTSオンデマンド

・＃4 GT最速男 レース人生を振り返る
ゲスト：立川祐路／脇阪寿一／石浦宏明
12月29日（金）22:00～23:00　J SPORTS 3／J SPORTSオンデマンド

Comments

[dre********]

土屋氏とのハプニングがなかったら、現役時代の立川はもっとメディアに取上げられ、世間からも天才ドライバーとして取上げられたことだろう。その点が余りにも
残念だった。