予防安全性能は16車中13車が最高評価に。 衝突試験では輸入車勢が不本意な結果に
日本国内で販売される新車を対象とする安全性評価である自動車アセスメント(JNCAP)の2019年度の結果がまとめて公表された。11月に公表された前期試験の対象車も含めて衝突安全性能試験では12車が俎上に上げられ、今回は13年度以来6年度ぶりに輸入車3車が対象となったのもニュースだが、その結果はやや不本意なものとなった。
トヨタの「アルファード/ヴェルファイア」、「RAV4」、「ライズ」がJNCAPで最高ランクに
総合評価では別表にある通り8車が最高評価の5つ星となったが、得点は最高のトヨタRAV4が88.9点で、2018年度にスバル・フォレスターとトヨタ・クラウンが獲得した96.5点にはおよばなかった。そのため最高得点を更新したクルマに授与される衝突安全性能評価大賞の該当車はなしとなっている。
気になるのがドイツ3車の結果で、フォルクスワーゲン・ポロ、メルセデス・ベンツCクラス、BMWミニともに高い得点を得られずに4つ星となっている。ちなみにCクラスは2014年のユーロNCAPで最高評価の5つ星、2020年の米国IIHS(全米道路安全保険協会)でも最高評価のトップセーフティピック・プラスに選ばれているし、ポロとミニは2017年のユーロNCAPで5つ星、ミニは2017年、2018年にトップセーフティピックに選ばれている。
ともにグローバルでは高い安全性能が証明されているわけだが、今回の結果詳細を見るとポロとCクラスは乗員保護性能のうち後面衝突時の衝撃吸収能力(頚部保護性能)が厳しく、ミニはJNCAPが重視する歩行者保護性能の結果が芳しくなかった。ちょっと意外な結果だが、今後、この結果に関して海外メーカーやインポーターがコメントすることがあるのかどうか、注目したいところだ。
予防安全性能に関しては、2019年度からは街灯のない夜間における衝突被害軽減ブレーキの試験と評価が加わったことで、満点が従来の126点から141点へと引き上げられた。その条件で86点以上であればASV+++の評価となるが、今回は試験された16車種のうち13車がASV+++となっている。なお、この予防安全性能に関しては高機能前照灯などすべての安全機能が揃ったグレードでないとこの得点とはならないので、購入する場合にはそのあたりに注意したい。
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