GreenGT MissionH24
グリーンGT ミッションH24
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燃料電池カテゴリーへの導入を想定して開発
タイヤメーカーのミシュランは、2021年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに、水素燃料電池エンジンを搭載したLMPH2Gレーシングカー「グリーンGT ミッションH24」を出展する。
ミッションH24は、2024年シーズンのル・マン24時間レースに燃料電池カテゴリーが導入されることを受け、ミシュランとシンビオ(Symbio)が共同で開発した。シンビオは、ミシュランと自動車部品メーカーのフォルシア(Faurecia)が合弁で設立した水素燃料電池メーカー。ミッションH24はル・マン24時間レースをはじめとする世界耐久選手権(WEC)への参戦を目指したプロトタイプレーシングカーとなる。
4基の水素燃料電池スタックによって4基の電気モーターを駆動し、システム最高出力653hpを発揮するミッションH24は、強大なパワーと軽量な車体、空力特性により、185mph(300km/h)を超える最高速度を実現。また、世界最高レベルの耐久レース車両として期待される、耐久性とハンドリング性能も与えられている。
46%がサステナブル素材で製造されたタイヤも発表
今回、ミシュランは使用済みタイヤから再生されたカーボンブラック、オレンジやレモンの皮、ひまわり油、松脂、包装材から再生されたスチールなど、46%がサステナブルな素材で構成された革新的なレースタイヤも発表する。
ミシュランは、2050年までにすべてのタイヤを100%サステナブルな素材で製造することを目標に設定。その前段階として、2030年までにグループ全体でタイヤに使用される素材の40%を上記のような持続可能な素材に変更する。その上でミシュランは今後、WECなどの耐久レースを実験場としてサステナブルな高性能タイヤの開発を加速させていく予定だ。
ミシュラン・ヨーロッパ・ノースのビジネスディベロップメント担当副社長のペイマン・サベーは、水素レーシングカーについて次のようにコメントした。
「共同開発されたグリーンGT ミッションH24は、ミシュランの革新的な取り組みを強調しています。ミシュランの46%サステナブルタイヤを紹介する存在として、これ以上に最適な車両はないでしょう。グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにおいて、このクリーンなレーシングカーをファンの皆さんにお披露目できるのが楽しみです」
2024年からル・マンに導入される電気/水素カテゴリー
水素燃料電池は、バッテリーと組み合わせることで航続距離を伸ばし、環境に配慮した長距離及び都市部での移動を可能にする。シンビオ社は、2030年までに年間20万台の燃料電池の生産を目標に掲げている。
ル・マンの主催者であるフランス西部自動車クラブ(ACO)と電気・水素のスペシャリストであるグリーンGTは、2024年に電気/水素カテゴリー「ミッションH24」を立ち上げることを既に発表しているが、これを受けてミシュランはグリーンGT ミッションH24を開発した。
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