2025年の総火演に登場するか?
2025年5月下旬、東富士演習場において、防衛省および陸上自衛隊が開発を進めている各種の新型装備が目撃されました。
【写真】陸自の新型タイヤ式戦闘車両を前後左右いろんなアングルから
確認したのは「共通戦術装輪車(偵察戦闘型」」と「24式機動120mm迫撃砲」です。これらは、陸上自衛隊が調達を開始した新車両、「24式装輪装甲戦闘車」の派生型です。
そもそも、ベースの24式装輪装甲戦闘車自体が、これまでにないコンセプトで新規開発された戦闘車両です。一足先にデビューした16式機動戦闘車と共に行動し、作戦を行う車両で、いわゆる歩兵戦闘車タイプのものが24式装輪装甲戦闘車になります。
共通戦術装輪車(偵察戦闘型)は、一見すると24式装輪装甲戦闘車とよく似ているものの、車体後部に伸縮式の監視用センサーや衛星通信システム用のドームを搭載しているのが特徴で、既存の87式偵察警戒車の後継と目されています。
87式偵察警戒車は、全国の偵察部隊や偵察戦闘大隊などに配備されていますが、正式から40年近く経過しており、老朽化が進んでいてシステム自体も陳腐化しています。そのため、8共通戦術装輪車(偵察戦闘型)は、現場の隊員にとって待望の新車両となるのは間違いありません。
一方、24式機動120mm迫撃砲は、24式装輪装甲戦闘車ベースの自走砲モデルです。車体後部に120mm迫撃砲を内蔵しており、射撃時は車体上面の大型ハッチを開けることで中から砲身などが露出します。
現状の即応機動連隊は、牽引式の120mm迫撃砲を高機動車とセットで運用していますが、これだと砲の設置から射撃、撤収までに時間がかかっていました。
現代戦において、間接照準射撃となる迫撃砲や野戦砲などは、1発でも撃てば位置が判明してしまうため、射撃後は速やかな移動が必須です。
24式機動120mm迫撃砲は、装輪タイプの自走砲であることから、高速道路をはじめとした舗装路を高速で走ることができ、射撃時も準備から撤収まで短時間で実施できるため、従来の高機動車と牽引式迫撃砲の組み合わせよりも格段に部隊としての即応性が強化されます。
今回、原型の24式装輪装甲戦闘車は見かけなかったものの、その派生型の2車種が東富士演習場近辺で確認できたということは、もしかしたら富士総合火力演習(総火演)に登場するのではないでしょうか。また、もし登場したら、本番で「24式」と紹介されるのか、それとも「25式」と紹介されるのか気になります。
今年の総火演は6月8日(日)に実施予定ですが、昨年と同様、一般公開は行われません。その代わりに、防衛省・陸上自衛隊ではYouTubeの公式チャンネルなどでリアルタイムのライブ配信を行うと発表しています。
どのような形で24式機動120mm迫撃砲と共通戦術装輪車(偵察型)が登場するのか、要注目です。(武若雅哉(軍事フォトライター))
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
NEXCOマジギレ「警察に告発しました!」発表に“怒りの声”殺到! 「出禁にしろ」「即営業停止で」 法律無視の「重量26トンオーバー車」運転手&会社を追放! 高額罰金も? 愛知
「すごい事故…」 首都高が「渋滞中の“追突事故”」の瞬間を公開! SUVの「急ブレーキ」のせいでタクシーが「ベッコリ」… 一体何があった? 車間不足&前方不注意が悲劇を招くことに
中国の巡視船に“放水砲攻撃”される漁船 3人けが フィリピンが動画公開し猛抗議「この映像を家族と一緒に見てほしい」
日産が新型「セレナ」発表! 3年ぶりの「デザイン大刷新」&歴代初の「“Google搭載”システム」採用! “新たな派生モデル”を追加し26年2月から発売へ! 278万円から
「もう軽に見えない!」ホンダ新「N-BOX」発表に“反響殺到”!「ここまでやるか…」「重厚感すごいな」の声も! 軽ハイトワゴン“絶対王者”に新登場の「めちゃクロ」仕様! 特別な「ブラックスタイル」とは!
中国の巡視船に“放水砲攻撃”される漁船 3人けが フィリピンが動画公開し猛抗議「この映像を家族と一緒に見てほしい」
「もう軽に見えない!」ホンダ新「N-BOX」発表に“反響殺到”!「ここまでやるか…」「重厚感すごいな」の声も! 軽ハイトワゴン“絶対王者”に新登場の「めちゃクロ」仕様! 特別な「ブラックスタイル」とは!
日産が新型「セレナ」発表! 3年ぶりの「デザイン大刷新」&歴代初の「“Google搭載”システム」採用! “新たな派生モデル”を追加し26年2月から発売へ! 278万円から
F1タイトル5連覇を逃したフェルスタッペン、2026年のパーソナルナンバーを決定。以前の『33』には戻さず……『69』の使用は断念したみたい
「すごい事故…」 首都高が「渋滞中の“追突事故”」の瞬間を公開! SUVの「急ブレーキ」のせいでタクシーが「ベッコリ」… 一体何があった? 車間不足&前方不注意が悲劇を招くことに
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
F1戦闘機のパイロットに、砲塔内の説明をしてたら、これ F1より狭いよ 可哀想 しかも これ 5人乗りだよね 俺たちは 1人だから もしもの時、気楽だけど(言いたい事は、察して頂けたらと思います)ってかなり同情された