ホンダ「“新”ステップワゴン」登場！ 精悍「“スッキリ”デザイン」モデルが超「快適仕様」に！ 新「STEP WGN AIR EX」どんな仕様!?

■利便性や快適性が大幅アップの新グレードが誕生

　ホンダは2025年5月15日、「STEP WGN AIR（以下、ステップワゴン AIR）」に新グレード「ステップワゴン AIR EX（イーエックス）」を発表しました。5月16日より発売します。

　ステップワゴンは、ホンダの主力ミディアムクラスミニバンです。

　1996年の初代デビュー以来、現在まで30年近い歴史を重ねており、2022年5月に登場した現行型で6代目となります。

　外観の基本フォルムは、初代や2代目ステップワゴンを思わせる直線基調とし、クリーンでシンプルなデザインにまとめられました。

　インテリアは、歴代モデルで築いてきた「家族のための大空間」という価値を進化させ、国内ホンダ車史上最大の室内空間を誇ります。

　室内レイアウトは、外観イメージと共通する水平基調のノイズレスなデザインでまとめられています。

　ホンダによるとドライバーの車両感覚をつかみやすくするほか、乗員の視野を安定させることで「乗り物酔い」を起こしにくくする効果もあるといいます。

　ラインナップは、シンプルななかに上質さを狙った「ステップワゴン AIR（エアー）」と、力強さと品格ある佇まいを狙ったエアロモデル「ステップワゴン SPADA（スパーダ）」の2シリーズで、異なる2つの世界観を表現することで、ユーザーの選択肢を広げています。

　ボディサイズは、全長4800mm×全幅1750mm×全高1840mm、ホイールベース2890mm（ステップワゴン AIR・FF）。

　パワートレインは、1.5リッター直列4気筒直噴VTECターボのガソリン車と、2リッター直列4気筒i-VTECエンジン＋2モーターのハイブリッド車「e：HEV（イーエイチイーブイ）」の2タイプを用意。FF（前輪駆動）を基本に、ガソリン車のみAWD（四輪駆動）を設定します。

　そして今回、ステップワゴン AIRへ追加されたのが、利便性や快適性の高い装備を追加した新グレードのステップワゴン AIR EXです。

　グレード名の“EX”は上級仕様を表し、これまでステップワゴン SPADAのみに設定されていました。

　ただしユーザーからは、ステップワゴン AIRにも同等装備の仕様が欲しいとのニーズが多く寄せられていたことを受け、今回新たに追加されました。

　ステップワゴン AIR EXの主な追加装備は、運転席周りでは本革巻ステアリングホイールや運転席＆助手席シートヒーターです。

　また2列目シートのオットマン（キャプテンシート・7人乗りモデルのみ）も追加され、後席乗員の快適性も大きく向上しました。

　荷室には、メモリー機能付きのパワーテールゲート（電動バックドア）も備わりました。

　このほか、全席USBチャージャー、トリプルゾーンコントロール・フルオートエアコンディショナー、ブラインドスポットインフォメーションも装備されます。

　新グレードのステップワゴン AIR EXの価格（消費税込み、以下同）は、ガソリン車が354万3100円から378万5100円、e：HEVが393万8000円から396万円です。

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　ステップワゴン AIR EX追加と同時に、ホンダはステップワゴン SPADAの最上級グレード「STEP WGN SPADA PREMIUM LINE」のe：HEVモデルに、さらなる質感向上を目指した「STEP WGN e：HEV SPADA PREMIUM LINE BLACK EDITION」を新設定しています。

　価格は440万6600円です。新グレードの追加により、ユーザーの選択肢がさらに広がりました。

　なお今回の新グレード追加にあわせ、ステップワゴンシリーズ全グレード共通で機能や装備も追加されました。

　先進運転支援機能「ホンダセンシング」には、新たに後退出庫サポート（マルチビューカメラ装備車のみ）や、急アクセル抑制機能を追加しています。

　またパワーテールゲートには、新たにリモート操作／メモリー機能を、パワースライドドアには、リモート操作機能をそれぞれ追加したほか、外装塗料に艶感や耐久性を向上させたクリア素材を採用しました。

Comments

[健一郎]

オットマンよりわくわくゲートが必要です。
わくわくゲート復活したらすぐにでも買い替えたいのにあの便利さからは離れられず、また車検です。

[Tim]

ハイブリッドの4駆はなぜ出さない？