ジャガー新型「F-PACE」の世界初披露イベント開催

ジャガーは、フランクフルト・モーターショー2015に先立ち、ジャガー初となるパフォーマンス・クロスオーバー新型「F-PACE」の世界初披露イベントを実施した。

このイベントでは、360度回転する特別に作られたループ・コースを走破するというパフォーマンスを行い、ギネス世界記録を樹立。ドライビングは英国人のスタントマン、テリー・グラントが行い、ループ・コースをハイスピードで駆け抜けて、華々しいデビューを飾った。

テリー・グラントは、2か月間にわたる身体トレーニングと食事管理により、スペースシャトルのパイロットが受けるよりも大きな6.5Gという重力に耐える体力づくりを行った。コースの構造においても、エンジニアや数学者、安全専門家などによるプロジェクト・チームによって、物理理論、角度、速度および寸法が綿密に検討されたという。

ジャガーのデザイン・ディレクター、イアン・カラムは「ジャガー『F-PACE』はスポーツカーの魂を持ったSUV」だといい、ハイパフォーマンスでありながら、同時に5人が乗ることができる空間、収納スペースを備える。また、革新的なテクノロジーや、世界最先端の車載エンターテインメント・システムを搭載し、超高速Wi-Fi接続にも対応させた。

新型「F-PACE」は、スポーツ・サルーン「XE」と同じく、英国にあるジャガー・ランドローバーのソリハル工場で製造される。

なお、日本仕様や導入時期、ラインナップなどは未定。