現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > 逆転チャンピオン狙うノリス、黄旗めぐる混乱でまさかの予選Q1敗退「アクセルを戻さざるを得なかった」

ここから本文です

逆転チャンピオン狙うノリス、黄旗めぐる混乱でまさかの予選Q1敗退「アクセルを戻さざるを得なかった」

掲載 1
逆転チャンピオン狙うノリス、黄旗めぐる混乱でまさかの予選Q1敗退「アクセルを戻さざるを得なかった」

 マクラーレンのランド・ノリスは、F1アゼルバイジャンGPの予選でQ1敗退となったが、これには黄旗の混乱が影響を与えていたようだ。

 Q1最終盤、アルピーヌのエステバン・オコンが絡むアクシデントにより最終セクターで黄旗が提示されていたため、ノリスは計測ラップ中にアクセルを緩めた。

【詳細レポート】ルクレール、PPの座は誰にも渡さない! バクーで4年連続予選最速。ノリス大失態のQ1敗退&角田裕毅12番手|F1アゼルバイジャンGP予選

 しかしノリスがアクシデント現場のターン16に到達した時には黄旗は振られておらず、次のコーナーでコース上に低速走行を行なっているマシンがいることを示す白旗が提示されているだけだった。

 ノリスは黄旗のせいで「アクセルを戻さざるを得なかった」ため、結果的にQ1敗退に繋がったと主張。ただ、実際にノリスは黄旗の影響を受けずに済んだ可能性もあり、重要なタイミングでペースを落とす必要があったかどうか混乱が生じていたことから、担当レースエンジニアであるウィル・ジョセフはノリスに無線で謝罪した。

 その後、ノリスは落ち込んだ表情を浮かべ、決勝レースでは状況が好転することを願っていると語った。

「サプライズを願うしかないね」とノリスは言う。

「マシンは良かったし、みんなは2回走ったけど、僕はしなかった。単純にアンラッキーだったね」

「しょうがないことだけど、長いレースが待っている。僕らとしては、いいタイヤがいくつかあるから、希望を持って明日に臨みたい」

「正直なところ、(レースのことは)考えていない。今夜はそれに当てるけど、まだ良い結果が残せると期待しているよ」

「マシンは速いし、あのラップなら簡単に2番手になれたと思う。少しイライラするけど、僕にできることは何もない」

 今回のQ1敗退は、逆転チャンピオンを狙うノリスにとっては手痛い結果だ。現在、ノリスはドライバーズランキング首位につけるレッドブルのマックス・フェルスタッペンを62ポイント差で追いかけている状況であり、アゼルバイジャンGPでもさらにポイント差を縮めたいというところだった。

 マクラーレンはアゼルバイジャンGPに向けて、チーム内交戦規定の“パパイヤルール”を改定し、チームメイトのオスカー・ピアストリがノリスのタイトル獲得をサポートすることを認めた。

 しかしそのピアストリは予選で2番手を獲得。ノリスにとっては、はるか遠い存在であり、チームメイトからのサポートを検討するのは「馬鹿げたこと」だと語った。

こんな記事も読まれています

山本舞香さんがラリージャパン2024でトークショーに出演。特注のレーシングスーツ姿を初披露
山本舞香さんがラリージャパン2024でトークショーに出演。特注のレーシングスーツ姿を初披露
AUTOSPORT web
マツダのフラッグシップといえば『センティア』があった【懐かしのカーカタログ】
マツダのフラッグシップといえば『センティア』があった【懐かしのカーカタログ】
レスポンス
ついに首都高八重洲線10年間の通行止めに! 2025年4月上旬から。KK線ともお別れ。【道路のニュース】
ついに首都高八重洲線10年間の通行止めに! 2025年4月上旬から。KK線ともお別れ。【道路のニュース】
くるくら
トヨタが「大逆転ワールドチャンピオン」に! 最後の最後でドラマがあった!? トヨタ会長「感動という共感が生まれる」 WRCで「マニュファクチャラーズ」獲得、ラリージャパンもトヨタ優勝
トヨタが「大逆転ワールドチャンピオン」に! 最後の最後でドラマがあった!? トヨタ会長「感動という共感が生まれる」 WRCで「マニュファクチャラーズ」獲得、ラリージャパンもトヨタ優勝
くるまのニュース
市川團十郎×佐藤琢磨、同い年のふたりが歌舞伎とレースに共通点見出す。白熱するトークの裏で11歳の新之助が大物ぶりを発揮!?
市川團十郎×佐藤琢磨、同い年のふたりが歌舞伎とレースに共通点見出す。白熱するトークの裏で11歳の新之助が大物ぶりを発揮!?
motorsport.com 日本版
日産が新型「車中泊ミニバン」発売! 巨大ベッド&高性能四駆を搭載した「4人乗りセレナ」がスゴい! 車高アップで走破性高めた新モデルとは?
日産が新型「車中泊ミニバン」発売! 巨大ベッド&高性能四駆を搭載した「4人乗りセレナ」がスゴい! 車高アップで走破性高めた新モデルとは?
くるまのニュース
ポルシェの超レアな限定車「911ダカール」がついに生産終了!最後の1台は斬新なカラーリングで驚愕
ポルシェの超レアな限定車「911ダカール」がついに生産終了!最後の1台は斬新なカラーリングで驚愕
VAGUE
バッグ・コンテナ・テーブルの3WAY! ロゴスの「LOGOS キャンプツールリュック(テーブル付き)」がクラファンにて先行販売を開始
バッグ・コンテナ・テーブルの3WAY! ロゴスの「LOGOS キャンプツールリュック(テーブル付き)」がクラファンにて先行販売を開始
バイクブロス
総長のビュイックで練習し、運転免許を取得!?|長山先生の「危険予知」よもやま話 第30回
総長のビュイックで練習し、運転免許を取得!?|長山先生の「危険予知」よもやま話 第30回
くるくら
コンパクトバッテリーで小型軽量化!「18V XR ブラシレス・インパクトドライバー」がデウォルトから12月上旬発売
コンパクトバッテリーで小型軽量化!「18V XR ブラシレス・インパクトドライバー」がデウォルトから12月上旬発売
バイクブロス
2024年新型イプシロン登場で高らかに復活したランチア!! 10年前は消滅の噂が絶えない大ピンチだった[復刻・2013年の話題]
2024年新型イプシロン登場で高らかに復活したランチア!! 10年前は消滅の噂が絶えない大ピンチだった[復刻・2013年の話題]
ベストカーWeb
ポルシェがサーキットで最高のパフォーマンスを発揮する、モータースポーツテクノロジー
ポルシェがサーキットで最高のパフォーマンスを発揮する、モータースポーツテクノロジー
LE VOLANT CARSMEET WEB
ドゥカティ スクランブラー・アイコン試乗「初めての大型車にもアリ!? 軽い車体に元気なエンジン、日常的な速度域が楽しい」
ドゥカティ スクランブラー・アイコン試乗「初めての大型車にもアリ!? 軽い車体に元気なエンジン、日常的な速度域が楽しい」
モーサイ
トリッキーなステージに苦戦の声「どれも本当に過酷」「ハードでもオーバーヒート」/ラリージャパン デイ3コメント
トリッキーなステージに苦戦の声「どれも本当に過酷」「ハードでもオーバーヒート」/ラリージャパン デイ3コメント
AUTOSPORT web
斬新なのは顔だけじゃない! キアの3列シートSUV最強『EV9 GT』発表…ロサンゼルスモーターショー2024
斬新なのは顔だけじゃない! キアの3列シートSUV最強『EV9 GT』発表…ロサンゼルスモーターショー2024
レスポンス
EUROCARBODY 欧州のエンジニアが選んだ1位はホンダN-VANe
EUROCARBODY 欧州のエンジニアが選んだ1位はホンダN-VANe
Auto Prove
「個人的な想いは捨ててきた」と勝田。ラリージャパン最終日で、タイトル防衛のための葛藤を明かす
「個人的な想いは捨ててきた」と勝田。ラリージャパン最終日で、タイトル防衛のための葛藤を明かす
AUTOSPORT web
メルセデス・ベンツ CLEカブリオレにボディを拡大したAMG53 4MATIC を追加
メルセデス・ベンツ CLEカブリオレにボディを拡大したAMG53 4MATIC を追加
Auto Prove

みんなのコメント

1件
  • wat********
    ノリスはストレート前のセクションが苦手なのか? 鈴鹿のシケインも、好きじゃないらしいw
    ココも16を出る所で、何度も縁石を越えるミスが 治らなず、イエローが出た 以前の問題
    ストレートの乗りを意識し過ぎているのか 苦手意識が修正出来ないと、マックスに追い付くのは無理だ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村