ウエットコンディションの中行なわれたF1シュタイアーマルクGPの予選では、ウイリアムズのジョージ・ラッセルが輝きを放った。ラッセルはQ1で一時はトップタイムを記録するなどして初めてQ2に進出。惜しくもQ3進出を逃したが、10番手のセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とは約コンマ1秒差の12番手で予選を終えた。
ウイリアムズと言えば、昨年はグリッド最後列が定位置となっており、予選最高位はラッセルの16番手。Q2進出は2018年ブラジルGPのセルゲイ・シロトキン以来となったが、車両パフォーマンス責任者のデイブ・ロブソンは、Q3まであと少しだった事実に悔しさをにじませた。
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「Q2の時にピットウォールでも言っていたんだが、我々はQ3のことを考えなければいけなかった」とロブソンは語った。
「それが目標だったのは確かだが、我々が11番手、12番手、13番手を争っているという事実を見失いたくはなかった。とにかく、少しの差で(Q3進出を)逃したことは悔しい。ただ自分たちにできることはほとんどやったと思う」
「彼(ラッセル)はコース上での位置取りもうまかったし、エンジン出力を適切なタイミングで上げることができた。バッテリーがダメになってしまうので、毎周パワーモードで走ることはできないんだ」
「ジョージはあのコンディションの中、どこでタイムを伸ばせたかを分かっているはずだ。だから悔しいが全体的には我々が持っているものを活かして良い仕事ができたと思う」
一方のラッセルは、今回手にした結果に大喜びしており、昨年の苦難を乗り越えてQ2に進出したのは、自分が考えていた以上の結果だったと語った。
「本当に幸せだ」とラッセルは語った。
「この結果は予想していなかった。Q2に進んだことに満足していたし、この週末の前にQ3まであとコンマ1秒に迫るなんて言われても絶対に信じていなかっただろう」
「コース上ではとても楽しかった。チームのみんなにお礼を言いたい。これが本当のペースとは言えないけど、メカニックやエンジニアがこの結果を得るためにハードワークをしてくれたおかげだ。僕たち全員にとって大いに励みになった」
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