F1に参戦するルノーは、昨年マクラーレンでエンジニアリング・ディレクターとして働いていたパット・フライを獲得。フライはガーデニング休暇を経てテクニカルディレクターとして今月からチームへ参加した。
ルノーは開発のリーダーシップが不足していたと考えており、フライのテクニカルディレクター就任にはそうした彼らの期待もかかっている。
■昨季は期待外れの1年となったルノー、2020年マシンの開発方針は?
だが、フライはマクラーレンで行なったことを繰り返す必要はないとし、ルノーでの仕事は違ったものになると述べた。
「この挑戦はマクラーレン時代とは違うと思っている」と、フライは言う。
「マクラーレンはいくつか特定の問題を抱えていて、修正が簡単ではない物があったと思う。だが、簡単に解決できるものもいくつかあったとも思う」
「今はまだ数日しか経っていないため、行なうべきこと、調査すべきことはたくさんあると考えている。我々がどの位置にいるのかを見極めるのは、まだ早すぎる」
「ここには多くの優れたスタッフとツールがある。適切な開発のために最善のツールと人材、方法を適切に組み合わせる必要がある」
フライは2020年用マシンの開発と、2021年用マシンの開発に直接関わっていくが、彼は自身の仕事はルノー内に揃っているインフラ設備をより良く機能させていく必要があると語った。
「我々には適切なツールが揃っていることを確かめたい。モーターレーシングはかなりシンプルなんだ」
「良いツール、良い人材、方法論それから時間だ。それらのものを機能させる必要がある。この3つ全てが必要で、それぞれが協力して行うことが必要なんだ」
「それが上手く機能させるためのカギだと思っている。私はマシンの計画へ本当に到着したばかりだ。自分の時間を使い始めるベストなところはどこなのかを確認するために、全ての領域を素早く見回そうとしているところだ。マクラーレンでは特定のマシンの修正を目的としていたため、少し異なっているんだ」
また2021年以降には大幅なレギュレーション改定が予定されているが、フライは特にそうした長期的な計画に目を向けることが重要だという。
「長期的な目標に目を向けることが常に必要だ」
「それ自体は簡単なことだ。フェラーリは全てが“次のレース”に向かって走る典型的な例だったと思う」
「それでは長期的な目標には向かわない。だから適切なバランスを見つける必要がある。2021年と同じように、2020年のマシンにも関わって行きたいと私は思っている。ただ2021年シーズンは巨大なプロジェクトがあり、やるべきことがたくさんあるんだ」
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