■戦艦到来っ! 日産「アルマダ」とはどんなヤツ?
現在、日産が国内で販売するSUVは「ジューク」、「エクストレイル」の2車種です。2020年5月には北米などで販売されているコンパクトSUV「キックス」が日本での登場を予定しています。
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そんな北米には、大型SUVの「アルマダ」がありますが、どのようなモデルなのでしょうか。
北米市場を中心に販売されているアルマダは、2003年に初代モデルがデビュー。当時、日産の北米市場向けSUVとしては、「エクステラ」、「パスファインダー」、「ムラーノ」、そしてアルマダがラインナップされていました。
現行の2代目モデルは、中東市場で販売されている「パトロール」をベースに開発。基本的には、同じようなパッケージ。このアルマダ(ARMADA)とは、スペイン語などで「海軍・戦艦」を意味します。
パワートレインは、5.6リッターV型8気筒エンジンと7速ATを組み合わせて最高出力390馬力を発揮。オールモード4輪駆動システムは、Auto/4H/4LOモードを任意に切り替えられ、通常の運転条件下では、システムが2輪駆動モードで動作しますが、路面状況が必要な場合は4輪すべてにトルクを分配できます。
ボディサイズは、全長約5306mm×全幅約2029mm×全高約1925mmという大型SUVで、最低地上高は230mmを誇ります。
外観デザインは、日産デザインコンセプトの「Vモーショングリル」LEDロービームヘッドライトとLEDデイタイムランニングライトを備えたアグレッシブなフロントマスクで、リアには印象的なコンビネーションライトにLEDテールライトが含まれています。
そのほか、フロントとリアのバンパー、クロームトリムアクセント付きブラックカラーグリル、ダーク塗装オーバーフェンダー(SVおよびSLモデル)とサイドステップレールなど、SUVらしさを演出するデザインです。
内装は、広々とした空間と上質なインテリアを兼ね備えており、2列目と3列目は折りたたみ式ベンチシート(6:4分割式)を採用することで、用途に応じて積載力を向上させられます。
上級モデルには、インテリジェントリアビューミラーが標準装備。これは、車両のリアに取り付けられた高解像度カメラを使用して、標準のバックミラーに組み込まれたLCDモニターに映し出すアイテムです。
また、全車に標準のリアドアアラート(RDA)も装備。これにより、貴重品など後部座席に忘れられる可能性があるアイテムを検知するシステムとなります。
仕組みは、システムが運転前に後部ドアの開閉状況を検出し、ユーザーがエンジンを切った際にに後部ドアを開閉しない場合、システムはがアラートを出すものです。
北米市場の価格は、約514万4000円から約715万1000円となっています。
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