2021年もポルシェ911GT3RでスーパーGTのGT300クラスに参戦するHOPPY team TSUCHIYA。チームを率いる土屋武士監督は、ポルシェの強みを活かしたレースをしていきたいと語り、タイヤ無交換も戦略のひとつとして取り入れていく考えを明かした。
2月5日にオンラインで行なった体制発表で、今年もポルシェ911GT3Rで戦うことを正式表明した土屋監督。昨年は導入初年度ということで、苦労したところも少なくなかったようだが、シーズンを通して、この車両の長所と短所を把握することができたという。
■「今年こそ勝利を!」HOPPY team TSUCHIYA、2021年も松井&佐藤のコンビで参戦
「このクルマの強みはトラクションです。特に低速コーナーからのトラクション(が強い)という部分で、もてぎ、岡山が狙い目になるのかなと思います。富士は他車に比べてストレートスピードが遅い部分があるので、そこまで強くはなさそうですが、バランス的にこのポルシェは乗りやすい部分があります」
「(ポルシェは)ドライバーに対して非常に攻撃性がなくて扱いやすいので、ロングランに対して強い特徴があります。実は昨年も最終戦でタイヤ無交換を遂行しました。その時はペナルティがあったので、ちょっと下がってしまったところがありましたけど、“決勝に強いポルシェ”というイメージを持ちながら戦っていきたいなと思っています。ただ、予選では弱い部分がありますし、鈴鹿など高速コーナーがあるコースではちょっと辛い部分がありますけど、しっかりと長所を活かしていきたいなと思います」
「今年は、さらに上のレベルでいけることがタイヤテストで分かっています。昨年の前半のようにバタバタすることなく、腰を据えてスタートができるのかなと思っています」
そう語った土屋監督。86マザーシャシー時代に活用していたタイヤ無交換作戦を、このポルシェでも戦略のひとつとして取り入れていきたいことを明かした。
「タイヤ無交換が(86MCが)軽いからできた、ポルシェじゃできない、というふうに言われていたと思いますが、そうじゃないというところも見せていきたいですし、戦略のひとつとしてタイヤ無交換は武器になると思います。今年のレギュレーションがどういうふうになるか分かりませんけど、そこ(タイヤ無交換)も視野に入れながら、やっていきたいです」
「うちはいつも“タイヤを活かす”、“タイヤを使い切る”セットアップというのをいつも目指しているので、その強みを活かしながら、レースを戦っていきたいなと考えています」
また土屋監督は、3年目となる松井孝允と佐藤公哉のコンビネーションにも、大きな期待を寄せている。今季は新しく木野竜之介をエンジニアに起用するなど、細かいところで体制を変えて臨むことになるが、不安要素は全くないと力強く語った。
「このドライバーのコンビネーションが3年目になりますけど、何の心配もいらない状態です。得意分野がお互い違うので、役割分担もやりやすいです。ドライビングもセットアップもズレがないです。そういった意味でも、このパッケージはプロが揃った非常にいいパッケージだと思っています。そのプロのレースをお見せできればなと思っています」
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