2019年のトタル・スパ24時間レース覇者であるGPXレーシングは、2020年シーズンのGTワールドチャレンジ・ヨーロッパ・パワード・バイ・AWSを戦う計3台のポルシェ911 GT3 Rがまとう新カラーリングを披露した。
レトロな印象を抱かせる新リバリーを公開したGPXレーシングは今季のGTワールドチャレンジ・ヨーロッパのプロクラスに、2台のポルシェを投入することを発表済み。これに加えて3台目が一部のレースで登場する予定だ。
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そんな3台のポルシェには、半世紀前にイタリア・シチリア島で行われていた公道レース『タルガ・フローリオ』を戦った、ジョン・ワイヤー率いるJWオートモーティブのポルシェ908/03スパイダーがまとったガルフカラーにインスパイアされたデザインが施されている。
この内12号車GT3のデザインは、ジョー・シフェールとブライアン・レッドマンがドライブして1970年のレースで優勝した908へ、僚機36号車GT3は同レース2位となったペドロ・ロドリゲス、レオ・キンヌネン組のマシンに賛辞を送るトリビュートカラーとなった。
GPX第3のポルシェにはビヨルン・ワルデガルドとリチャード・アトウッドのドライブで、総合5位に入ったポルシェ908のカラーリングをイメージしたデザインが採用されている。また、3台の911 GT3 Rのカーナンバーは当時JWオートモーティブが使用していた908のゼッケン番号と同じ数字になっている。
新しくもレトロなカラーリングとなったGPXレーシングの12号車ポルシェをドライブするのは、ポルシェワークスドライバーのマット・キャンベルとマシュー・ジャミネット、パトリック・ピレの3名だ。
僚友40号車は同じくポルシェワークスのロマン・デュマに加えて、トーマス・プレイニングとFIA-F2ドライバーのルイス・デレトラズが乗り込むが、デレトラズがF2参戦のためGTレースを欠場する際にはIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジ王者のデニス・オルセンが代役を務める。
なお、3番目のポルシェのドライバーラインアップと、出場するレースプログラムの詳細については現時点で明らかにされていない。
「タルガ・フローリオのような特別なイベントで、ポルシェが半世紀前に達成した偉業を記念することを我々は誇りに思う」と語るのは、新しいガルフカラーを披露したGPXレーシングのピエール・ブライス・メナ代表。
彼は「7月25~26日に開催されるGTワールドチャレンジ・ヨーロッパ第1戦イモラを皮切りに、私たちが取り組んでいるタスクがチャンピオンシップにふさわしいことを証明したいと思う」と続けている。
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