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ジャガーXJ 後継EVついに登場へ 関係者が語る衝撃のデザイン、全長5m超でエンブレム廃止?

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ジャガーXJ 後継EVついに登場へ 関係者が語る衝撃のデザイン、全長5m超でエンブレム廃止?

最高出力450ps以上 次世代旗艦セダン

ジャガーは、大型セダンのXJの間接的な後継車として、EVセダンの発売準備を進めていることが取材で明らかになった。

【画像】後継なきジャガーの大型高級セダン【ジャガーXJ(最終世代)を写真でじっくり見る】 全39枚

これまで、XJの後継車開発は中止となったことから、2025年以降にはクロスオーバーを中心とする新しいEVラインナップが投入されると考えられていた。具体的には、1車種の4シーター・グランドツアラーと2車種の高級クロスオーバーと予想されていた。

しかし今回、新型車に詳しい情報筋がAUTOCARに語ったところによると、確かに大型フラッグシップSUVも発売予定ではあるものの、1車種はXJを踏襲した堂々たるリムジンであり、大型かつラグジュアリーなEVになるとのことだ。

いずれのEVモデルも、新世代のジャガーモデル専用に開発されているロングホイールベースのEV用プラットフォーム「JEA」をベースとする。

JLR(ジャガー・ランドローバー)のエイドリアン・マーデルCEOは最近、AUTOCARの取材に応じ、ジャガーブランドには独自のアーキテクチャーが必要だと語った。「そうでないと、ジャガーブランドに期待されるような力強さや高揚感を感じられないでしょう。このホイールベースとアーキテクチャーは、設計意図を実現するものです」

上記3車種の予想価格帯は10万ポンド(約1850万円)から12万5000ポンド(約2300万円)で、四輪駆動、リアアクスル・ステアリング、わずか13分で10~80%の充電が可能な超高速充電を実装する見通し。

情報によれば、最高出力は450ps以上、0-100km/h加速は3.0秒から3.8秒、最高速度は250km/h、航続距離は少なくとも600km以上で最長760kmになるという。

「猫」のエンブレムは廃止?

JLRの元CEO、ティエリー・ボロレ氏による事業再生計画「Reimagine」が導入される以前、ジャガーはレンジローバーのMLAプラットフォームをベースにしたXJ EVを開発しており、当初は2022年までに発売する予定だった。しかし、ジャガーの新戦略と相容れないと判断され、2021年に開発は中止された。

XJ EVについてはこれまでほとんど情報公開されておらず、サイズや性能目標などは不明のまま計画がお蔵入りとなった。しかし、その間接的な後継車とされる新型セダンについてある程度具体的な数値が示され、またその内容も強力なものであることから、バッテリー技術、モーター技術、充電ハードウェアの大幅な進歩がうかがえる。

AUTOCARの情報筋によると、新型セダンを含む3車種のEVは、ジャガーがこれまでに発売したすべてのモデルとは無関係であり、世に出回っている完成予想図やイメージCGとは似ても似つかぬものだという。

そして、今回入手した情報の中でおそらく最も驚くべきことは、第二次世界大戦の終結以来、ジャガーのほとんどのモデルを飾ってきた動物のエンブレムが、新型車にはもう付いていないということだろう。その代わりに、ブランド名である「JAGUAR」が新しいフォントでフロントとリアに綴られるようだ。

全長5m超の高級電動リムジン

前述した通り、ジャガーのラインナップは2025年を境に一新される。現CEOのマーデル氏は最近、AUTOCARに対し、現行モデルは同年までにすべて販売を終了すると語った。

「新しいJEAプラットフォームの投入とともに、今日のジャガーから劇的に変化するでしょう。古そうなクルマも新しそうなクルマも望んでいません」

新型セダンは、そのポジションからXJの精神的後継車と考えるのが妥当だが、XJの5世代に共通する3ボックス・スタイルを模倣することはないだろう。

情報筋によれば、過去から現在に至るまでどのモデルからも影響を受けることなく、根本的に「ミニマル」な新しい外観を採用するという。全長5575mmのベントレー・ミュルザンヌに匹敵するサイズと言われており、シャープな面構成とゆったりとしたプロポーション、低く構えたシルエットを持つとのこと。

フラットなフロントエンドには、ジャガーの「新しい顔」として知られるようになるであろうグリルと、スリムなLEDヘッドライトが特徴的なパターンで配置される。フロントエンドと90度に近い角度で接合されるボンネットは、これまでのジャガーより圧倒的に長いと言われている。

超シンプルなインテリアデザイン

セダン、グランドツアラー、SUVともに、ブラックのAピラーおよびBピラーによるフローティング(浮いているように見える)ルーフ、独創的デザインの22インチホイール、ゴールドやシルバーをはじめとするゴージャスな塗装オプションなどが特徴とされる。

一方、テールライトはリアエンドを横切るスリットに組み込まれ、最新のレンジローバーと同様、消灯時は「見えない」ようになるという。

スウェーデンのEVメーカー、ポールスターで見られるようにリアウィングはない。後方視界はデジタルミラーによって確保し、Aピラーの付け根にある小さなスクリーンが従来のサイドミラーに取って代わる。

「ミニマル」なデザインテーマはインテリアにも導入され、先進技術、広々とした室内空間、高級素材(ヴィーガンフレンドリーな内装オプションも含む)が主な特徴となる。

現段階では、ステアリングホイールにボタンがあるのみで、ダッシュボードの大型デジタルディスプレイがメインのインフォテインメント・インターフェースになると考えられている。

一方、センターコンソールの小型タッチスクリーンでは、空調やオーディオなどの主要機能を操作する。センターコンソールは延長されて後部座席を2つの独立したエリアに分割するか、あるいは短く設計され、よりオーソドックスな5人乗りレイアウトとなる。

高級化に合わせて、後席にはUSB-Cポート、フロントシート背面のスクリーン、窓のブラインド、リクライニングシートが装備されるほか、ボディサイズを活かして広いスペースが用意されるだろう。

高級EVブランドとして再出発

JLRの目標は、再生したジャガーブランドで世界で月間4000台販売すること。そのため価格体系を見直し、新興高級車市場で受け入れられるようなクルマにしなければならない。

マーデルCEOはこう説明する。

「北米、英国、欧州は、ジャガーが過去によく売れた地域であり、今後も同様に売れていくでしょう。そして中国もあります」

「中国の人々にジャガーについて調査してもらい、見解を共有しています。中国国内で成功するかどうか、調査チームの反応には満足しています」

新時代のEVラインナップの先鋒を務める4ドア・グランドツアラーは来年後半に公開され、2025年に発売予定である。その他のモデルの登場時期については未確認だが、2025年以降は毎年1台ずつ投入していくという。

文:AUTOCAR JAPAN AUTOCAR JAPAN
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