3年間の新車保証と定期点検5回・オイル交換3回が無償
ネイキッドスタイリングにスーパーチャージャーという前代未聞の組み合わせで、カワサキ「Z」の最上級が登場する。フレームマウントのビキニカウルに全灯LEDライト、最新の電子デバイスなどを網羅し、SUGIMIデザインで包み込んだ。発売日は2020年4月4日、価格は189万2000円だ。
カワサキZの最上級「Z H2」過給機付きモンスターネイキッド、試乗インプレッション
新時代を創造する、スーパーチャージド「Z」
カワサキが誇るスーパーチャージャーシリーズにネイキッド版が加わる。ハイパースポーツのニンジャH2、ツーリングスポーツのニンジャH2SXに続く第3弾だ。搭載するエンジンは、ニンジャH2SXに近い「バランス型スーパーチャージャー」とされ、ハイパフォーマンスながら扱いやすくトルクフルな低中速域を実現。それでいて200psを達成しているのだから恐れ入る。
「パワーと扱いやすさの両立」および「Zシリーズのフラッグシップ」がコンセプトで、開発においては“パワフルで扱いやすいネイキッドがあれば、行先にかかわらずもっと気軽に、毎日でも乗りたいと思うだろう”というユーザーの声がヒントになったという。そのため、すでに実績と技術的蓄積の豊富なスーパーチャージドエンジンを進化させ、そのパワーをコントロールするためのさまざまな装備を開発。新設計のトレリスフレームやアップライトなライディングポジションなどにより、街中でさえも軽快はハンドリングでトルクフルな低中速域を楽しめる。
「Zシリーズのフラッグシップ」としては、圧倒的なパワーと扱いやすさの両立をネイキッドモデルで実現したことが大きな意味を持つ。価格的にもパフォーマンス的にも高嶺の花だったスーパーチャージドエンジンを身近なものとしてしまったのだ。実際に200ps級のネイキッド、たとえばドゥカティ「ストリートファイターV4」と比べて50万円以上も安い。
街乗りからツーリング、サーキットにおけるスポーツ走行など、幅広く楽しむことができそうなカワサキ「Z H2」は2020年4月4日に189万2000円で発売される。
Z H2は「カワサキケアモデル」の対象となっていおり、カワサキプラザの購入特典である1年目の距離無制限のロードサービスと計3年間の新車保証に加え、「カワサキケアモデル」としてカワサキプラザでの定期点検5回・オイル交換3回のメンテナンスを無償で受けることができる。
KAWASAKI Z H2[2020]
―― KAWASAKI Z H2[2020]メタリックスパークブラック×メタリックグラファイトグレー
◆Specifications
【KAWASAKI Z H2[2020]】主要諸元■全長2085 全幅810 全高1130 軸距1455 シート高830(各mm) 車重240kg(装備)■水冷4ストローク並列4気筒 DOHC4バルブ 998cc 200ps/11000rpm 14.0kg-m/8500rpm 変速機6段 燃料タンク容量19L■キャスター24.9° トレール104mm タイヤサイズF=120/70ZR17 R=190/55ZR17 ●価格:189万2000円 ●色:メタリックスパークブラック×メタリックグラファイトグレー ●発売日:2020年4月4日 ※ETC2.0搭載
―― KAWASAKI Z H2[2020]メタリックスパークブラック×メタリックグラファイトグレー
―― KAWASAKI Z H2[2020]メタリックスパークブラック×メタリックグラファイトグレー
Z H2のディテール解説
―― ヘッドライトを含む全灯にLEDを採用する。顔はもちろんSUGOMIデザインを踏襲。
―― バランス型スーパーチャージドエンジンを採用。ニンジャH2SXに比べて低中速トルクが増強されているが、最高出力は同等だ。
―― ダークモードにも切替可能なフルカラーTFTメーター。表示内容も変えられるほか、KTRC(カワサキトラクションコントロール)、KCMF(カワサキコーナリングマネジージメントファンクション)、KIBS(カワサキインテリジェントアンチロックブレーキシステム、KLCM(カワサキローンチコントロールモード)、KQS(カワサキクイックシフター)などの各種セッティングもここで行う。ハンドルバーはファットタイプで、クルーズコントロールやメーター表示変更は左ハンドルスイッチを使用、右ハンドルスイッチは車両設定画面への移行などに使う。ブルートゥースによるスマートフォン接続機能もあり。
―― アップライトなハンドル形状に加え、ベースプレートやクッションの厚みなどを最適化したシートなどにより快適なライディングポジションを実現。
―― KQS(カワサキクイックシフター)を装備することにより、2500rpm以上であればクラッチ操作なしでシフトアップ/シフトダウンが行える。センサーは接触タイプよりも信頼性の高い非接触タイプを採用。
―― 左右非対称デザインで、車体左側に大型の吸気ダクトを配置。エンジン背面にスイングアームマウンティングプレートを締結し、ピボットシャフトをこのプレートに貫通。これにより、スイングアームをエンジンに直接取り付けるのと同様の効果を得ている。
―― 軽快なハンドリングを実現するために、Z H2専用設計のトレリスフレームを採用。前後サスペンションはともにSHOWA製だ。フロントブレーキにはブレンボ製M4.32モノブロックキャリバーを奢る。
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みんなのコメント
もうF1の世界
市販車だとブガッティシロンが1.3
ケーニグセグOneはなんと1.0
ただしお値段約3億4000万円www
それ考えると189万円は超バーゲンプライス
とてもブサイクに見えるよ。