現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 家族でも快適!? 50年以上前のニッチな“4人乗りV12フェラーリ”がカッコいい! 「365GT4 2+2」ってどんなクルマ?

ここから本文です

家族でも快適!? 50年以上前のニッチな“4人乗りV12フェラーリ”がカッコいい! 「365GT4 2+2」ってどんなクルマ?

掲載 更新
家族でも快適!?  50年以上前のニッチな“4人乗りV12フェラーリ”がカッコいい! 「365GT4 2+2」ってどんなクルマ?

美しくエレガントな4人乗りフェラーリ

 米国ペンシルベニア州ハーシーで開催されたRMサザビーズのオークションで、1973年式フェラーリ「365GT4 2+2」が出品されました。

【画像】半世紀前の4人乗りフェラーリ!? 525台しか製造されなかった「365GT4 2+2」を写真で見る(21枚)

 フェラーリといえば、ミッドシップや2シーターのスポーツカーを思い浮かべる人が多いでしょうが、このクルマは少し違います。

 365GT4 2+2は、V12エンジンをフロントに搭載した4人乗りのグランドツアラーです。

 その魅力は、ニッチなカーコレクターには、たまらない1台といえるでしょう。

 リアシートも備えて実用性もあるインテリアは、家族にも喜ばれる少し実用的なV12 グランドツアラーでした。

 365GT4 2+2は、後継の400シリーズが登場するまでに約525台が製造されたと考えられています。

 400シリーズにはフェラーリ初のAT車も設定されましたが、365GT4 2+2では340馬力を発生する4.4リッターのV12エンジンと5速MTの組み合わせのみでした。

 メーカー公表値の最高速度は150mph(約240km/h)オーバーで、4人が乗れて快適さと美しいスタイルを兼ね備えて長距離走行ができる、プレミアムなグランドツアラーとして位置づけられました。

 フェラーリの歴史家であるジャレット・ロスマイヤー氏によると、今回のシャシ番号17235は、有名なフェラーリの公式ディーラーであるMに納入されました。

 その後、ミラノのガストン クレパルディ アウトモビリ社やイタリアのベゲット氏などを経て、1970年代後半までには米国にやって来たようです。

 1979年後半から1980年初頭にかけて、カリフォルニア州アナハイムの売り手(詳細は不明)から販売されています。

 カタログ作成時のオドメーターは6万3031kmを表示しており、非常に魅力的で快適なタンレザーのインテリアをはじめ、オリジナルのままのようです。

 この365GT4 2+2はフェラーリのロードゴーイング V12モデルの歴史的な1台であり、同社のエンスージャストによって組み立てられた最後のフェラーリです。

 この1973年式 フェラーリ 365GT4 2+2は、6万8750ドル(1ドル=153円として、約1052万円)で落札されました。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

世界でたった25台!ワンオーナーの2006年式メルセデス・ベンツSLR「マクラーレン エディション」を発見 その落札価格とは
世界でたった25台!ワンオーナーの2006年式メルセデス・ベンツSLR「マクラーレン エディション」を発見 その落札価格とは
VAGUE
421馬力の世界最強2リッター搭載ホットハッチ メルセデスAMG「A45S」に最後の限定車登場! 「ファイナルエディション」は300台限定
421馬力の世界最強2リッター搭載ホットハッチ メルセデスAMG「A45S」に最後の限定車登場! 「ファイナルエディション」は300台限定
VAGUE
「ボルボS90」、2024年度「オートエクスプレス中古車アワード」で最優秀エグゼクティブカーに輝く
「ボルボS90」、2024年度「オートエクスプレス中古車アワード」で最優秀エグゼクティブカーに輝く
LE VOLANT CARSMEET WEB
チンクエチェント風のレトロデザインが大反響! 欧州で人気の超小型車 フィアット新型「トポリーノ」ってどんなクルマ?
チンクエチェント風のレトロデザインが大反響! 欧州で人気の超小型車 フィアット新型「トポリーノ」ってどんなクルマ?
VAGUE
40年前の日産「フェアレディZ」を海外オークションで発見 走行距離21万キロ超え 年代相応にヤレた「Z32」の価値とは
40年前の日産「フェアレディZ」を海外オークションで発見 走行距離21万キロ超え 年代相応にヤレた「Z32」の価値とは
VAGUE
34歳、ゲレンデを買う──Vol.10 たった1万円ちょっとのカスタマイズがイイ感じ
34歳、ゲレンデを買う──Vol.10 たった1万円ちょっとのカスタマイズがイイ感じ
GQ JAPAN
オフロードスタイルがカッコいい アウディの新クロスオーバー「A3オールストリート」にPHEVの「40 TFSI e」欧州で登場
オフロードスタイルがカッコいい アウディの新クロスオーバー「A3オールストリート」にPHEVの「40 TFSI e」欧州で登場
VAGUE
約204万円で“ホンダエンジン”搭載! トヨタ「”MR”スポーツカー」に反響多数! 「タイプR」の6速MTも採用に「楽しそう」の声も! ユニークな「MR2」ebayに登場し話題に
約204万円で“ホンダエンジン”搭載! トヨタ「”MR”スポーツカー」に反響多数! 「タイプR」の6速MTも採用に「楽しそう」の声も! ユニークな「MR2」ebayに登場し話題に
くるまのニュース
6速MTあり! トヨタが本気で「小さなスポーツカー」を開発! “全長3m”で「ちょうどいいサイズ」の4人乗りクーペが凄い! “頑張れば乗れる”小さな「爆速スポーツ仕様」モデルとは
6速MTあり! トヨタが本気で「小さなスポーツカー」を開発! “全長3m”で「ちょうどいいサイズ」の4人乗りクーペが凄い! “頑張れば乗れる”小さな「爆速スポーツ仕様」モデルとは
くるまのニュース
ロータリー搭載計画もあった、2代目『シルビア』の“クリスタルな輝き”【懐かしのカーカタログ】
ロータリー搭載計画もあった、2代目『シルビア』の“クリスタルな輝き”【懐かしのカーカタログ】
レスポンス
国産スーパーカーの代表格! 極上の1994年式ホンダ「NSX-R」を英国で発見 右ハン&パカ目の初期モデル
国産スーパーカーの代表格! 極上の1994年式ホンダ「NSX-R」を英国で発見 右ハン&パカ目の初期モデル
VAGUE
毎日の通勤で使っているベンツ「190 EエボI」は20万キロオーバー!…整備さえすれば機関系トラブルはないものの、プラ製パーツの供給が深刻な悩み
毎日の通勤で使っているベンツ「190 EエボI」は20万キロオーバー!…整備さえすれば機関系トラブルはないものの、プラ製パーツの供給が深刻な悩み
Auto Messe Web
約10年ぶりに“メイド・イン・イングランド”に!? 新型「ミニ・コンバーチブル」が“ミニの聖地”で生産開始
約10年ぶりに“メイド・イン・イングランド”に!? 新型「ミニ・コンバーチブル」が“ミニの聖地”で生産開始
VAGUE
いま見ても美しい…半世紀前のダットサン「260Z」をオーストラリアで発見 右ハンドルの豪州モデルはオバフェン&カーボンパーツの“ヤンチャ”仕様
いま見ても美しい…半世紀前のダットサン「260Z」をオーストラリアで発見 右ハンドルの豪州モデルはオバフェン&カーボンパーツの“ヤンチャ”仕様
VAGUE
730万円からのトヨタ新型「クラウンセダン」“いつかはクラウン”はいつ買える!?  必要な年収とは
730万円からのトヨタ新型「クラウンセダン」“いつかはクラウン”はいつ買える!? 必要な年収とは
VAGUE
“オートバイ界のロールス・ロイス” 復活した高級ブランド ブラフ・シューペリア「SS100」ってどんなバイク?
“オートバイ界のロールス・ロイス” 復活した高級ブランド ブラフ・シューペリア「SS100」ってどんなバイク?
VAGUE
SUVに飽きた!? ならばピックアップはどうだ! 日本じゃ買えないモデルも多い 国産「ピックアップトラック」の魅力とは
SUVに飽きた!? ならばピックアップはどうだ! 日本じゃ買えないモデルも多い 国産「ピックアップトラック」の魅力とは
VAGUE
まさかのトヨタ「“ミッドシップ”セリカ!?」爆誕! 精悍セリカ顔の「MRマシン」の正体とは?
まさかのトヨタ「“ミッドシップ”セリカ!?」爆誕! 精悍セリカ顔の「MRマシン」の正体とは?
くるまのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村