現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 【ID.3とは全く異なるデザイン】クプラ初のEV「ボーン」 一部先行公開 スペイン発の電動ホットハッチ

ここから本文です

【ID.3とは全く異なるデザイン】クプラ初のEV「ボーン」 一部先行公開 スペイン発の電動ホットハッチ

掲載 更新
【ID.3とは全く異なるデザイン】クプラ初のEV「ボーン」 一部先行公開 スペイン発の電動ホットハッチ

アクセントにコッパーを採用

text:Felix Page(フェリックス・ペイジ)

【画像】日本未導入のイカしてるクルマ【クプラとセアトのモデル5選】 全118枚

translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

クプラは、5月25日に発表される初のRV「ボーン(Born)」を一部公開した。フォルクスワーゲン・グループ傘下のクプラは、ハイパフォーマンスモデルを専門とするスペインのブランドだ。

2020年に「エル・ボーン(El-Born)」として登場したこのホットハッチは、グループのMEBプラットフォームをベースとし、全体的なシルエットはフォルクスワーゲンID.3と似ているが、他とは異なる独自のデザインを採用していた。

市販モデルのボーンは、車名の「El」の部分を除いて、コンセプトに忠実に作られているようだ。公開されているのは、クプラのトレードマークであるコッパーをアクセントにしたマットブルーの車両で、ID.3とは異なるフロントエンドを持ち、鋭いLEDヘッドライト、幅の広いロワーグリル、パフォーマンス志向を示唆するシャープなボンネットが特徴的だ。

他にも、カスタムデザインのホイール、SUVのフォーメンターと同様のラップアラウンド・リアライトバー、ブラックコントラストのCピラーが採用されていることがわかる。

室内では、センターコンソールやドアパネルにコッパーのディテールが施され、随所にダイヤモンドパターンがあしらわれることが予告されている。

アグレッシブなキャラクターを表現

ボーンの発表に先立ち、クプラのデザイン担当者であるホルヘ・ディエスは、各車輪をボディの角に押し出すことで、「非常に広い室内空間を持つ、完全に乗員中心のデザインを実現することができた」と述べている。

また、ID.3との差別化を図るための工夫として、次のように語った。

「ヘッドライトは人の顔に見立てて、通常よりも少し角度をつけて、自分の欲しいものを知っていてそれに向かっていくという性格や決意を表現しています。また、下部にはエアインテークを設け、クルマを視覚的に低く見えることでキャラクターを強調しています」

「さらに、水平方向のライトで車幅を強調し、非常に明確なディフューザーと組み合わせることでエアロダイナミクスを高めました。電動化においては、空力性能の向上と空気抵抗の削減を両立しなければなりませんが、チームはこの2つを完璧に調和させています」

「ボディサイドでは、ショルダーラインに角張った形状を作り、ウィンドウ・グラフィックを伸ばすことで、より緊張感とスピード感を表現しています」

ドライブトレインがフォルクスワーゲンID.3とすべて共通かどうかは未確認だが、SUVのID.4に設定されている「GTX」のような高性能仕様については、ハッチバックの短いホイールベースでは同様のシステムを搭載できないため、採用されないと考えられる。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
AUTOCAR JAPAN
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
AUTOCAR JAPAN
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
AUTOSPORT web
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
Auto Messe Web
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
乗りものニュース
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
レスポンス
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
AUTOSPORT web
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
motorsport.com 日本版
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
くるまのニュース
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
VAGUE
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
GQ JAPAN
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
レスポンス
メルセデス、ラスベガス初日の好調は「なんでか分からない」予選に向けて”ダスト乞い”?
メルセデス、ラスベガス初日の好調は「なんでか分からない」予選に向けて”ダスト乞い”?
motorsport.com 日本版
Moto2チャンピオンに輝いた小椋藍、日本人初となる『トライアンフトリプルトロフィー』を受賞
Moto2チャンピオンに輝いた小椋藍、日本人初となる『トライアンフトリプルトロフィー』を受賞
AUTOSPORT web
フィアット新型「600e」と暮らしてみたら「500L」との2台体制を夢見てしまい…ファミリーカーとしてオススメの1台です【週刊チンクエチェントVol.47】
フィアット新型「600e」と暮らしてみたら「500L」との2台体制を夢見てしまい…ファミリーカーとしてオススメの1台です【週刊チンクエチェントVol.47】
Auto Messe Web
なんとも物騒な「煤殺し」ってなんだ!? トラックドライバー御用達アイテムの正体とは
なんとも物騒な「煤殺し」ってなんだ!? トラックドライバー御用達アイテムの正体とは
WEB CARTOP

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村