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ホンダとDODのコラボで誕生した、ステップワゴンならぬ「ウサップワゴン」のデモカー。キャンプ場で映える特別な仕様とは

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ホンダとDODのコラボで誕生した、ステップワゴンならぬ「ウサップワゴン」のデモカー。キャンプ場で映える特別な仕様とは

2023年3月25日、ホンダはキャンプ用品メーカー「DOD」とのコラボレーションを発表。専用カスタマイズを施されたステップワゴンのデモカー「ウサップワゴン」も同時に公開した。

キャンプとミニバンの親和性
季節は春。一般的にキャンプシーズンインを迎えるゴールデンウイークは、もうすぐそこまで迫ってきている。そんな折、ホンダとキャンプ用品ブランド「DOD」とがコラボレーション、独自のキャンプスタイルを提案する。

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とはいえ、ホンダもキャンプ関連用品を扱っていないわけではない。そもそもホンダ車はシートアレンジによって後席からラゲッジスペースまでをフラットにできるモデルが多く、またちょっとした工夫によって段差を減らしたりフラットスペースを拡大するなどアレンジもしやすい。

モデルラインナップの中でも、フリードはプライバシーシェード、ラゲッジクッションマットなどのオプション設定も豊富だ。ただし、そのコンセプトは基本的に車中泊をテーマとし、テントを張ったり車外で火を起こして調理したり、という本格的なキャンプとは異なる。

そして今回発表されたのが、DODとのコラボだ。DODは「ステイクレイジー」をコンセプトに、キャンプ初心者から中級者向けの商品を主に展開するブランド。クレイジーとは言ってもカジュアルでポジティブ、そして遊び心を持たせた意味合いを含むのだという。

テントやタープをはじめキッチンや焚き火用品など幅広く展開され、デザイン性や手軽さ、価格帯の設定などから主に30代・40代のファミリー層から支持されている。アシュラノゴトクやトゥリーラブなど、名称を見聞きしただけでは用途を思いつかない商品も、写真や説明を読めば「ああなるほど」と理解できる、そんな遊び心にも通じている。

そして、DODとのコラボに選ばれたモデルがステップワゴンだ。DODと同様に30代・40代のファミリーユーザーが多い共通点もあっての起用だ。キャンプといえばSUVを真っ先に思い浮かべるかもしれないが、近年では室内空間の広さだけでなく、床面が低いためキャンプ道具の積み下ろしをしやすかったり、長く大きなバックドアが屋根代わりになるなど、キャンプのお供にあえてミニバンを選ぶ人も増えているのだという。

ワンオフ制作された用品も装着するウサップワゴン
さて、そんなホンダ ステップワゴンとDODのコラボレーションは、ひとつのデモカー「ウサップワゴン」で表現されている。この名称はおそらくDODのブランドロゴ、うさぎに由来するのだろう。ボディはブランドカラーの「DODタン」に塗り替えられ、マットブラック塗装の前後バンパー、ブラックのスチールホイール&オールテレーンタイヤ(ヨコハマタイヤ ジオランダー A/T-S)を装着。

さらに、4WDカーパーツの企画製造で知られる4×4マチヤマとの共同開発でワンオフ制作されたルーフキャリアやリアラダーに加えて、スーリー(THULE)製のカーサイドタープもキャンプ要素を強めるアイテムとなっている。

本コラボを実現させたホンダ広報部の担当者、野々村氏によるとボディカラーを決定するにも試行錯誤といくつかの段階を経て完成した賜物。またバンパーを「無塗装によるブラック」ではなくあえてマットブラック塗装を施されたことにも開発陣のこだわりもあったのだという。

ウサップワゴンは今後、DOD主催のイベント「DOD HOLIDAY! in DOD CAMP PARK KYOTO」(3月25日~26日に開催された)や各種アウトドアイベントなどにて展示される予定。

ちなみに、DODはこれまでもさまざまなコラボ企画に参加、キッチン用品の「ブルーノ」やメガネの「Zoff」、住宅メーカーの「ユニバーサルホーム」などいずれもが製品化されてきた。ステップワゴンとのコラボも次なる展開があると面白そうだが、さてどうだろう。

ホンダアクセスが提案する「テント泊仕様」と「車中泊仕様」
今回の発表を前に行われた撮影会では、ホンダアクセスが「4人キャンプ」と「親子2人車中泊キャンプ」を想定した道具を積載、純正アクセサリーを装着するステップワゴンのデモカー2台も用意されていた。

[ アルバム : ステップワゴン×DOD はオリジナルサイトでご覧ください ]

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