スーパーGT第6戦SUGOの予選でGT500クラスのポールポジションを獲得した8号車ARTA MUGEN NSX-GT。Q2担当の大湯都史樹にとっては、GT500で初のポールポジションとなっただけでなく、前戦の“やらかし”の清算にもなった。
第5戦鈴鹿の予選Q2で大湯は、ポールポジションを狙える勢いがあったものの、デグナーの出口でその勢いがあまってコースオフ。7番手に甘んじた。“速さにこだわる男”の大湯だけに、予選後には「やらかしました……」と意気消沈している様子だった。
■ARTA大湯都史樹が前戦鈴鹿の“やらかし”をリベンジ! GT300はベテラン高木が驚速アタックでPP|スーパーGT第6戦SUGO予選
第2戦からノーポイントが続いている8号車は、開幕前から期待されていた1台だっただけに、まさに“必勝”が求められる状態でSUGOを迎えた。その中で野尻智紀と大湯はひとまず予選で自分たちの仕事をやり切った。
「自分たちもそういう状況に置かれているのはよくわかっていました」と記者会見で語るのは野尻。彼はさらにこう続けた。
「予選にかけてチームが非常に良い働きをしてくれて、パフォーマンスもかなり上がりました。Q1に関しては他車に引っかかる形でギリギリになってしまったんですけど、なんとか大湯選手につなげられたので、僕としてはすごくホッとしています」
「最後は大湯選手が前回の雪辱を果たすような、素晴らしいアタックを見せてくれて、気が引き締められました。彼の走りに勇気をもらって、明日は僕も思い切り頑張りたいです」
一方の大湯に、予選中に前回のミスがフラッシュバックするようなことはなかったのかと聞くと、彼はこう答えた。
「フラッシュバックというか……毎コーナー思っていましたね」
「それくらい絶対にミスできないQ2でしたし、そのイメージをどうにか払拭したいと思ってここまでやってきました。『ここを乗り切らなきゃ』という強い思いでアタックしました」
前回のミスを経て、かなり思いつめていた様子の大湯。それに対して相方の野尻は「なんかQ1始まる前、すごく気楽そうな顔してたんですよね。僕は雨が降ってたので『スリック(タイヤ)なの?レイン(タイヤ)なの?』とソワソワしてたのに、(大湯は)『僕、全然気楽です』みたいな感じで、全然言ってることが違うなと(笑)」とツッコミを入れると、大湯は「空元気です(笑)」と返答。野尻は「そこはまだちょっと(大湯に関する)理解度が足らないようなので。もうちょっと理解しなきゃなと思いました(笑)」と話し、会場を笑わせた。
翌日に控えた決勝レースに向けて、野尻は「優勝優勝とよく言われているので、それ以外はないかと思っています。その時その時に応じて自分のベストを尽くすしか無いです」とコメント。大湯は「あの……僕の場合は本当に”気負わず”が一番いいかもです(笑)」とはにかみ、「自分は空元気している時があって、思い詰めちゃうタイプなんで、明日は元気に、プレッシャーを感じず普通にレースにできるよう頑張ります」と会見を締め括った。
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