期待はずれとなった2017シーズンの後、ヤマハは更に厳しい2018シーズンを耐えることとなった。
最終的にはマーベリック・ビニャーレスが第17戦オーストラリアGPで勝利することで連続未勝利記録を26戦でストップさせた。これはヤマハにとっては最高峰クラスで最も長く勝利から遠ざかっていた期間だった。結果的にヤマハはビニャーレスのたった1度の勝利のみに終わった。
■ロレンソ、コンパクトなホンダのバイクに確かな手応え「ドゥカティより”安全”に感じる」
残り18戦はホンダとドゥカティが勝利を分け合っている。
一方、ヤマハワークスとしては2007年以降では年間獲得ポイントは最低、さらに初めてトップ2から脱落することとなった。
ロッシは過去2シーズンでのヤマハの失敗にはレース現場の人員に関して他チームと同じような量の投資をしてこなかったとが原因にあると考えている。
「最近、とりわけこの1年半の間にMotoGPの技術的な状況はかなり変わってきている」と、ロッシは語る。
「ドゥカティは多数のエンジニアと働く方向へ進んだ最初のチームだ。その環境はまだ遠くはあるがF1に近づいている。ホンダもドゥカティの動きに追随していると思う」
「今MotoGPで勝つためにはこのタイプの努力が必要なんだ。僕たちヤマハにも同じことが起きる必要がある」
2018年11月末に行われたヘレステストにおいてロッシとチームメイトのビニャーレスは(結果について)非常に異なる論調をとった。
テスト後、ビニャーレスは自身のスピードが証明され、ヤマハは再びタイトル争いに加わるだけの力があると力強く説明した。
一方、ロッシはヤマハがヘレステストに持ち込んだ新型のバイクは”僕らが求めていた改善ではなかった”、バイクの欠点は前年の18年型とほとんど同じであると語った。
こうしたロッシの提案にもかかわらず、ヤマハはロッシとビニャーレスそれぞれに合うパッケージを製作するために開発を分断しなければならないかもしれないという。
しかし、ロッシはビニャーレスがマシン開発のベースとなることを目論んでいることについては適切だと主張する。
「もしビニャーレスに何か新しいマテリアルがもたらされれば僕もハッピーだ。僕もそれを試せるんだからね」
「僕ら二人が言っていることはとても似ている。ほとんど常にバイクの開発について意見が一致していることに気がついているんだ」
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