■選手を身近に感じられるトライアル
こんにちは。バイクタレントの岸田彩美です。今回もトライアル世界選手権アンドラ大会の様子をお届けします。
観戦2日目は前日の反省を活かして、早めにセクションへ向かうことにしました。 この選択は大正解! スタートをしたライダーの移動中に会えたり(武田選手)、ウォーミングアップを終えて、スタートへ向かうGPクラスライダーとも会えました(藤波選手)。
ちょっとお話してくれたり、手を振ってくれたり……トライアルは選手との距離が近いところが良いなあと改めて感じることが出来たのです。 そして住宅街をトライアルマシンがブンブン通る……住民の理解があるって素晴らしいですよね。
山をどんどん登っていくと現れる岩盤セクション3。前日は山の中での観戦がメインでしたが、今回はここを観戦地としました。写真のベストポジションを探そうと岩盤を登ると、歩くだけで大変。ボロボロと岩がはがれてしまいます。ライダーがコースを走ると状況が変わりそうなセクションかなと思いました。
1LAP目は武田選手のトライには間に合わずでした。5点だったそうです。GPクラス藤波選手は最後の駆け上がる岩盤に苦戦し3点で通過。トニー・ボウ選手はタイヤがパンクしたようで、作業していました。
2LAP目は他チームのアシスタントさんのサポートのもと、武田選手が見事クリーン通過! 余裕がある走りに見えました。
藤波選手は、最後の岩盤でバックを取られてしまい、5点でした。すごく惜しかった。。。斜度がキツイ分、より難易度が上がるのかな。。 2日目の結果は、藤波選手7位 武田選手17位でした。異国の地で戦う日本人選手を尊敬しますし、これからも応援していきたいです。
ここは日影がほとんどなく、体力勝負なところがありました。私達観客も選手たちと同じように移動して、観ることで自分も大会に参加しているような錯覚? になってより楽しめるんですよね。どこで見たら迫力あるかな……とか、そんなことを考えるのも楽しさの一つなのです。 そしてこっちに来て気が付いたこと。“食”をあまり重要視していないと思いました。私が認識している限りだと露店が出ている様子もなかったです。各々が持参したボカディージョ(パンに生ハムやチーズなどを挟んだスペインのサンドウィッチ)を食べたりお菓子食べたりしていましたから。 私の中では“食とレース”ってセットなイメージがあって、会場で食べられる物も楽しみにしていた部分がありました。しかし、トライアルの会場ではそもそも食べ物も売ってないし、もし売っていたとしてもレース中に何かを買いに行く時間がもったいない、その分選手の走りを観たいと思うのです。スプリントのレースと違って、休憩時間がきちっと決まっているわけではないし、ライダーごとにセクションに来るタイミングが違うのでそこにいないと見逃してしまうんですよね。なので私もパンとお菓子を持って観戦しました。これで十分◎
表彰式は、コロナの影響で短縮形式。シャンパンファイトはありませんでした。そうそう私達以外の観客はあまりマスクをしていなかったです。ワクチン接種がかなり進んでいるからでしょうね。 その為コントロールチェック無しにパドックに入る事も出来て、少しお話したり写真を撮ったり、サインをちゃっかりもらいました。
レースが終わった選手たちが近くのバルで関係者なのかお客さんなのか……談笑しながらリラックスして話している様子が良かったですね。これも海外ならではなのかも。
観戦後に飲むビールは最高に美味しい! 水よりビールの方が安いのは本当ですよ(笑)。
観戦を終えて一人反省会。海外トライアルレース観戦は、想像以上にセクションが遠いので基本足が無いと厳しく、移動が多いので足は必須。次回の9月10日~12日開催のスペイン大会はレンタカーを手配しました。
そして次もパドックを見ることが出来るなら、もっと色んな選手とお話出来たらいいな、なんて思っています。次の記事もぜひ見てくださいね。最後までご覧いただきありがとうございました
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