2015年からMotoGPへ復帰したスズキ。今シーズンはアレックス・リンスが3年ぶりの優勝を果たすなどマシンの戦闘力は上昇しているし。しかし、MotoGPにおいてファクトリーチームの2台のみで参戦しているのはスズキとアプリリアのみであり、2台より4台のマシンを走らせた方がより多くのデータを収集でき、開発が進む事は明らかだ。
実際、スズキはグリッド上に、スズキのマシンを使ってエントリーするサテライトチームを見つけることが目標となっている。昨年はスズキとマルクVDSが契約に近付いていたが、彼らは今シーズンのMotoGP参戦を取りやめてしまった。
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スズキのチーム代表を務めるダヴィデ・ブリビオは、今年のはじめ、2020年にセカンドチームをつくるための速やかな進捗を目指していると話していた。しかし、日本のスズキ・浜松本社の上層部と物事を進める事に、予想以上の時間がかかっていることを認めた。
「サテライトチームは2021年より前にはできそうもない」と、ブリビオはmotorsport.comに語った。
「追加2台のマシンをカバーするための物流や資材といった物について、ファクトリーと話をしている。しかし、進みはゆっくりとしている」
スズキがサテライトチームを得る機会は、他のインディペンデントチーム(ファクトリー以外)のチームが既に他のメーカーとの強い繋がりを持っているという事実によって、困難な状況となっている。
LCR、テック3、プラマックそしてペトロナスSRTらはファクトリーとの緊密な関係を築いており、アヴィンティアが2020年にスズキと契約可能な唯一のチームとなっていた。
しかし昨シーズン、アヴィンティアはドゥカティとの関係を少なくとも1年間(2019年分)延長することを決定し、契約のオプションには2020年をカバーできる条項が含まれているという。
また、アプリリアもサテライトチームの居ないメーカーだ。しかしアプリリアは現在のところ、セカンドチームを持つ以前に、新加入のテストライダーである、ブラッドリー・スミスのワイルドカード参戦の助けを借りて競争力を高めることに集中している。
現在のMotoGPのグリッドには、理論的にはあと2台の空きがある。それらはプロモーターであるドルナによって、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)の引退後に、彼のチームVR46が最高峰クラスに参戦する時のために確保されている。
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