■アキュラの未来を示す「Precision EV Concept」とは
2022年8月18日、ホンダが海外で展開する高級ブランド・アキュラは「Acura Precision EV Concept(以下プレシジョンEVコンセプト)」を世界初公開しました。
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アキュラは、クルマとモータースポーツの愛好家が集う世界有数のイベントであるモントレー・カー・ウィークで、パフォーマンス・ブランドのデザインの方向性を再び示すコンセプトモデルとしてこのプレシジョンEVコンセプトをお披露目。
アキュラにとって2016年以来3番目のデザインコンセプトであるプレシジョンEVコンセプトはプレシジョンEVコンセプトは、アキュラのデザインとテクノロジーの可能性を示すためにロサンゼルスのアキュラ・デザイン・スタジオによって制作されました。
手動運転と完全自動運転の異なる体験を持つ電動化車両のアキュラの将来像を示したといいます。
エクステリアは、イタリアの高級パワーボート特有のエレガンス、芸術性、フォームと機能の調和にインスピレーションを受け、アキュラのパフォーマンスへの強いこだわりを、ワイドでアスレチックなスタンス、表情豊かなシルエット、鋭いキャラクターライン、目を引く「ダブル・エイペックス・ブルー」とマット仕上げで表現しました。
とくに印象的なフロントフェイスは、劇的に変化するダイヤモンド・ペンタゴン・グリル、シケインDRLシグネチャーを採用。
フロントとリアには独特の抽象的なパターン「Particle Glitch(パーティクル グリッチ)」によって、電動パワートレインを予感させる照明アプローチを特徴としています。
また、印象的な23インチホイールのスポークにも、エモーショナルな パーティクル グリッチのデザインテーマが取り入れられています。
一方のインテリアは、刺激的で直感的、そしてプレミアムなデザインにより、のドライバーの五感を刺激する没入型体験というアキュラのビジョンを示しています。
F1レーシングカーのコックピットからインスピレーションを受け、低く構えたドライビングポジション、高性能なドライバーの視線、2本グリップのヨークスタイルのステアリングホイールなど採用。
これにより超モダンなEVインテリア空間は、パフォーマンス体験を高める爽快なインスティンクティブドライブモードと自律走行時の落ち着いたスピリットラウンジモードという、以下のふたつの体験ができるようになっています。
「インスティンクトドライブモード」は、レーシングスタイルのデジタルメーターや、爽快な赤色のアンビエントライトやパイプライトにより、マシンとのダイナミックなつながりを高め、パフォーマンスドライブの喜びを最大化します。
「スピリチュアルラウンジモード」は、ステアリングホイールを格納すると、心地よい香りと「アンダーウォーター」アニメーションが投影され、車内が温かく落ち着きのある空間に変化し、ドライバーがリラックスして充電できるようにします。
またキャビンは、持続可能で環境に配慮した素材で美しく仕上げられ、マーブル模様のリサイクルプラスチック製トリムや100%バイオマスレザーなどのプレミアムでユニークなフィニッシュが施されています。
ステアリングホイールのセカンダリーコントロールに使用されているアクリルも、すべてリサイクル素材から作られています。
さらに直感的で使いやすいハイパーワイドの曲面透明ディスプレイと触覚タッチレスポンスを備えた次世代のアキュラHMIも採用しました。
パーティクル グリッチの起動グラフィックは、特徴的なエクステリアのディテールを反映し、視覚的に調和した体験を提供します。
※ ※ ※
アキュラ・ナショナル・セールスのアシスタント・バイスプレジデントであるエミール・コルコール氏は「アキュラ・プレシジョンEVコンセプトは、2024年のアキュラ初のオール電化SUVを含む電動化時代における将来のアキュラ製品の方向性を形作るデザインスタディです」と述べています。
また同日、2024年中に北米で発売を予定しているアキュラブランド初のEV量販モデルの名称を「Acura ZDX(ズィーディーエックス)」となることも発表しました。
新型ZDXは、プレシジョンEVコンセプトのデザインを具現化する最初のモデルとなり、Acura ZDXは、ゼネラルモーターズ(GM)の「アルティウム」バッテリーを搭載したGMとの共同開発モデルとなり、「Type S」も設定されます。
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みんなのコメント
デコトラかエレクトリカルパレードでも目指すのかな?
このグリルは常時光ってるんだろうか?