2018年の全日本F3選手権で、開催が順延されていた第9戦がスポーツランドSUGOで行われ、坪井翔が今週末4度目となるポール・トゥ・ウィンを果たした。
この第9戦は当初7月29日に岡山国際サーキットで開催予定だったが、台風12号の影響に伴いキャンセルになった。これを受け、代替え戦としてスーパーフォーミュラ第6戦(9月8日、9日)との併催で行われた第13戦、第14戦の次に3レース目に組み込まれた。だが、ここでも悪天候によるスケジュール変更等の影響でまた中止。再度スケジュール調整を行なった結果、今回のSUGOラウンドで4レース目として行われることになった。
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しかし、接近中の台風24号の影響で今回も開催が危ぶまれていた。そこで当日の朝に急遽スケジュールが変更され、第9戦は当初の予定より40分早められ、周回数も18周から15周に変更されてスタートすることになった。予想よりも台風の進行が遅く大きな天候悪化は免れそうだったが、第9戦のスタート進行前にはサーキット全体に霧が発生したが、レースには支障なく、そのままスタートが切られた。
グリッドは前日の第16戦の結果順となったが、大湯都史樹(TODA FIGHTEX)は午前中のアクシデントの影響があったのか、第9戦は出走できなかった。さらに一度はグリッドについたF3-Nのジェイク・パーソンズ(NODAレーシング)もピットにマシンが押し戻され、そのままリタイアとなった。
14台の状態でスタートが切られると、ポールポジションの坪井が坪井がトップで1コーナーを通過。2番手に宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)、3番手に笹原右京(THREEBOND)が続いた。
これまでの3レースと同じようにトップでレースを進めていった坪井。ペースも快調で序盤から宮田を引き離す走りを披露。最終的に8.7秒もの大量リードを築き、今週末のSUGO戦を全てポール・トゥ・ウィンで終えた。2位には宮田が続き、3位の笹原はSUGOラウンド全てで表彰台に上がった。
坪井は第8戦岡山から続く連勝記録を10に伸ばし、今シーズン15勝目。多忙な4戦のスケジュールで勝利を飾り、満面の笑みを見せていた。
【全日本F3選手権 第9戦決勝結果】
1. 坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)
2. 宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)
3. 笹原右京(THREEBOND)
4.阪口晴南(TODA FIGHTEX)
5. 金丸悠(B-MAX RACING F3)
6. 小高一斗(Planex スマカメ・F3)
7. 藤波清斗(B-MAX RACING F3)
8. 河野駿佑(HubAuto F318)
9. 片山義章(YTB F318)
10. 山口大陸(タイロクレーシング28号)
11. DRAGON(TEAM DRAGON F3)
12. 三浦愛(EXEDY B-Max F317)
ーー以上完走ーー
吉田基良(B-MAX ENGINEERING F3)
根本悠生(Albirex-RT)
ジェイク・パーソンズ(NODAレーシング)
大湯都史樹(TODA FIGHTEX)
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