レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、姉妹チームであるビザ・キャッシュアップRB(以下RB)との協力関係に何らかの違法性がないか疑うライバルたちの声について、「F1ではよくある常套手段」だと語った。
以前から、レッドブルとその姉妹チームであるRBの関係については注目されてきた。予算制限がある中で、2チームが協力して開発を進めたり、ライバルよりも有利になるのではないかという懸念が持たれているのだ。
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バーレーンで行なわれたプレシーズンテストでは、マクラーレンのCEOであるザク・ブラウンが、両チームの緊密な連携やスタッフの異動について疑問を呈し、全てのチームが独立して存在することを保証すべきであり、そうすることで不公正な状況などを回避できるはずだと主張した。
フェルスタッペンは、このような発言はクリスチャン・ホーナー代表の不適切行為に対する内部調査によってすでに注目を浴びているレッドブルを不安定にさせようとするものだと思うかと尋ねられ、パドックではお馴染みのシナリオだと示唆した。
「これはF1では常套手段であり、常に使われているものだ」
「それはこのストーリーだけに当てはまるわけではない。F1では常にあることだし、100%典型的なことなんだ」
また、重要人物がチーム間を異動するのも、”普通のことだ”と付け加えた。
「そうだね、常に何かから自分たちのアドバンテージを得ようとするものだし、ほかのチームから人を引き抜こうとするものだ」
「それはF1ではごく普通のことだ。常に何かを見つけ、そこから何かを生み出すことができるんだ」
フェラーリがレッドブルの主力スタッフを引き抜こうとしているという憶測について、フェルスタッペンは次のように語った。
「それも常に起こることだ。うまくいっている時は特にね」
「フェラーリは2026年に向けて自分たちのエンジンプログラムを持っているし、そのためにほかのチームからも人材を集めている。F1では常にそういうことがある」
「それは僕が考えるようなことじゃない。『なんてこった、何が起こっている?』とはならない。F1の世界ではごく普通のことなんだ」
ホーナー代表についての内部調査が未解決なことは、チームの集中力を削ぐ要因になっているかと聞かれ、チームの全員がコース上での出来事に集中していると主張した。
「それについて、突然ここに座っていろいろ話せるというわけではないんだ。だから、自分のパフォーマンスだけに集中したほうがいい」
「もちろん、物事が解決するのは誰にとっても喜ばしいことだと思うが、それについて僕が言えるのはこれだけだ」
「ここにいる全員が、当然のようにクルマのパフォーマンスに集中している。みんな自分の役割を理解しているし、パッケージ全体を速くすることに集中している」
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みんなのコメント
ホント昔からそうだし、当たり前の事。