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【EQEの派生?】メルセデス・ベンツの新型EV「EQEクロスオーバー」 2022年に欧州発売か

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【EQEの派生?】メルセデス・ベンツの新型EV「EQEクロスオーバー」 2022年に欧州発売か

100%電気自動車のSUV

text:Lawrence Allan(ローレンス・アラン)

【画像】メルセデス・ベンツEQE、テスラ・モデルX、ジャガーIペイス、アウディeトロン、ランドローバー・レンジローバー【ライバル比較】 全87枚

メルセデス・ベンツが開発中の新型EVセダン「EQE」。そのクロスオーバー・モデルと思われるテスト車両が目撃された。

EQEは、コードネームV295で呼ばれる従来の3ボックスおよび、X294と呼ばれる車高を上げたクロスオーバー・スタイルの、両モデルが提供されるとの情報がある。

クロスオーバー仕様については、EQE(セダン仕様)の1年後の2023年まで生産予定はないと考えられていたが、このプロトタイプが目撃されたことから、SUVの優先順位が上がった可能性がでてきた。

EQCの新バージョンとのうわさもあるが、発売から1年しか経っていないため、可能性は低いだろう。

フロントエンドは以前に発見されたEQEセダンに非常によく似ており、そのホイールベースとリアオーバーハングは、EQCよりも大きいクルマであることを示している。

この電動クロスオーバーは、エアロダイナミクスを向上するため、ルーフラインを低く、内燃エンジン・モデルよりも車高も低くする可能性がある。

EQEクロスオーバーが、MEA(またはEVA2)と呼ばれる、新しい電気プラットフォームを採用するのに対し、現行型のEQCは既存のGLCプラットフォームの変更バージョンをベースとしていることも、両モデルの大きな違いと言える。

アルミニウムが広範囲に使われるMEAプラットフォームは、フラットなフロア構造を実現し、パッケージングの自由度を高め、バッテリー容量の拡大を可能にするだけではなく、クラス最高のインテリア空間を提供すると言われている。

メルセデスのフラッグシップEVセダンとなる「EQS」は、この新しいアーキテクチャを採用する最初のモデルとして、来年の初頭に発売される。

その後に続くとされている、EQEセダンとEQEクロスオーバー仕様のどちらが先に投入されるかについては、今のところわかっていない。

出力408ps以上か

2つのEQEモデルは、多くの共通点を持つと予想されており、まず四輪駆動で提供され、軽量で安価な後輪駆動モデルがそれに続くと予想されている。

EQEは、EQCの408ps/77.9kg-mというパワー、372~417kmという航続距離を共に超えると予想されている。

EQEセダン仕様は、航続距離600kmを目標としているが、クロスオーバーについてはエアロダイナミクスの低下により、これを下回る可能性もあるだろう。

ベンチマークモデルとされているテスラ・モデルXは、アウディeトロンのハイエンドバージョンや、次期型の電動レンジローバーと並び、この電動SUVのライバルとなる。

メルセデスは2018年に、4年間で9台のEVがEQCに続くと述べており、そのうち、EQA、EQB、EQV、EQS、およびスマート・シティカー・ブランドのEV3モデルが、すでに明らかにされている。

ダイムラーのCEOであるオラ・ケレニウスは、SUVならフロアにバッテリーを格納することで、ハイライディングとなるため、電動モデルに最適であると述べている。

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