キュートなシティカー 中古のフィアット500を徹底チェック！果たして中古チンクエチェントはどれほどの価値があるのか？

フィアット500：フィアット500は甘い生活（ドルチェ ヴィータ）の味わいをもたらすが、もちろんリスクもある。スタイリッシュな中古車として、フィアット500には多くのファンがいる。中古のフィアット500の何が際立っているのだろうか？

フィアットのレトロ路線は2007年に本格始動した。「フィアット500」の新型は、夏休みの完璧な「カプチーノ」のようにヨーロッパを魅了した。数ヶ月前までは、ポーランドのティヒ市で生産されていた。50年代のカルト的人気小型車にインスピレーションを得たこの新型車は、ロベルト ジョリートがデザインを手がけ、イタリア人だけでなく、今もなお世界中の人々を魅了する曲線美を取り戻した。3ドアの小型車は、ほとんどの駐車スペースに収まり、仕様によっては羨望のまなざしを集める。

そのルックスがドルチェ ヴィータの味わいをもたらすこれがそれだ： 全長3.57mの「500」は、小型車とファッションの融合だ。多くのハンドバッグの論理に従い、特別なモデルや新しいカラー、装備のニュアンスがほぼ毎年追加され、非常に長い期間にわたって魅力的な車であり続けている。2015年には、新しい照明グラフィックとUconnectインフォテイメントシステムを搭載したフェイスリフトが行われた。全体的には、クロームのアクセントと数多くのデザインディテールが目を引く。

まさにレトロとモダンの融合。インテリアは軽薄ではあっても魅力的で、実質的な品質が優れている。クラシックなスイッチを備えた操作コンセプトは、依然として伝統的な使用パターンに従っている。寸法上の制約により、利用可能なスペースは限られている。フロントでは、約1.90mの身長高までは十分なスペースがあるが、後部座席には小さな子供か買い物袋しか収納できない。

私たちのエンジンのおすすめは1.2リッターのガソリンエンジンだ実際、市場には非常に多くのモデルが存在する。標準のハードトップモデルのほか、サンルーフ付きのバージョンや、大型の折りたたみ式ファブリックルーフを備えた「500C」もある。フィアットは、「500ディーゼル」、「ドルチェ ヴィータ」、ファッショナブルな人向けのグッチ、そして高級なポルトローナフラウ製レザーと一流のヨットのような雰囲気を備えた「リヴァ」など、ほとんどすべてのイタリア好きの好みに応える車を提供している。

エンジンに関しては、69馬力の頑丈な1.2リッターガソリンエンジンが、長持ちする定番として推奨されている。0.9リッターのTwinAir 2気筒エンジンは、86馬力または105馬力で、レスポンスは良いものの、負荷がかかると燃料を多く消費する。2020年には、ベルト駆動式スタータージェネレーターを搭載した70馬力のマイルドハイブリッドモデル「ハイブリッド」が登場した。LPG、天然ガス、電動仕様のもの（後者は米国市場向け）は珍しく、すべての修理工場では歓迎されていない。また、強力なディーゼルエンジンもあったが、これらは珍しく、長距離通勤者だけが関心を持つものだった。

キュートなシティカーとして、500はドイツでも多くのファンを獲得している。初期モデルはまもなく18歳になる！フィアット500は長距離走行には向かないこの車の運転感覚は次の通りだ： シティボタンを押すと、「500」の小回りの良さと操縦性が際立つ。しかし、サスペンションが硬いため、路面の凹凸をダイレクトに感じる。ステアリングはダイレクトで、エンジンは全体的に非常に活気がある。高速道路では騒々しくなる。しかし、「500」はマルチジェットディーゼルとして驚くほど経済的に走るので、その点では優れている。ただし、「500」は長距離走行には向いていないので、街乗り用として計画的に利用すべきだ！

500はタイトなカーブを驚くほど上手に曲がる。我々のお気に入り・非常に優れた操作性・幅広いバリエーション・低い維持費不満な点・細部に様々な品質上の欠陥・今日の視点から見ると、中程度の安全性レベル・コレクターズアイテムの価格は高い

残念ながら、500は欠陥が非常に多いこれは困ったことだ: フィアットは標準で2年間の新車保証（2年間または4万kmまで）、3年間の塗装保証、8年間の防錆保証を提供しているが品質はまちまちだ。また、車両が古くなるにつれ、故障が増える。

オイル漏れや不完全な排気システムは、長期にわたってコストのかかる問題となる。TwinAirエンジンは、スポーティーな運転をするとオイルを消費しがちだ。ホイールベアリングやブレーキは早期に摩耗することがよくある。手入れが行き届いていない車や塩分を含む環境で運転された車は、早期に鋭いエッジ部分に錆が発生する。連邦自動車輸送局には43件のリコールが記録されている。

結論：マイクロカーの象徴として、「フィアット500」は素晴らしいデザイン、優れた機能、低い固定費で輝いている。しかし、車の状態によっては、当然のことながら、年数が経つにつれ、多くのリスクがある。

フォトギャラリー: フィアット500の中古車をテストText: Lars JakumeitPhoto: Christoph Börries/AUTO BILD

Comments

[tma********]

今から10年程前に1.2L POPに乗っていました。
走行性能というより、ルパン三世の車ということでw
ディーラーで点検出すと結構お金取られたので、車検は近所のモータースでやったらディーラーの半分で済んだ。
結局四年で乗り換えな。
生産終了した今から中古車を買うとパーツ代とかが大変になりそうだよ。

[kmq********]

デザインは良いんだけど､すぐ壊れちゃうよ