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カークウッドが初優勝! グロージャンが2位でアンドレッティがワンツー達成|インディカー第3戦ロングビーチ

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カークウッドが初優勝! グロージャンが2位でアンドレッティがワンツー達成|インディカー第3戦ロングビーチ

 2023年シーズンのインディカー・シリーズ第3戦ロングビーチGPが行なわれ、カイル・カークウッド(アンドレッティ・オートスポート)が85周の決勝レースを制した。

 予選でポールポジションを獲得したカークウッドは、決勝レースのスタートでマーカス・エリクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)やロマン・グロージャン(アンドレッティ・オートスポート)らを従え、首位を維持した。

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 ベストなスタートを切ったのは、8番手から4番手までジャンプアップしてみせたジョセフ・ニューガーデン(ペンスキー)。パトリシオ・オワード(アロー・マクラーレン)やアレックス・パロウやスコット・ディクソン(共にチップ・ガナッシ・レーシング)を一気に抜き去り、上位を目指した。

 首位カークウッドとエリクソン、グロージャンのトップ3は序盤の10周を僅差で走った。4番手のニューガーデンは3番手のグロージャンに迫ると、19周目にホームストレートで追い抜き、カークウッドから1.7秒差を走る2番手のエリクソンを追った。

 スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)のクラッシュによって20周目にレース2度目のフルコーションが出されると、上位勢はこの機会にピットへ飛び込んだ。ペンスキーのクルーは素早いピット作業でニューガーデンをエリクソンの前へ素早く送り出すことに成功した。

 アグスティン・カナピーノ(ユンコス)がステイアウトを選択したため、ブラックタイヤを履くカークウッドが2番手、レッドタイヤのニューガーデンが3番手、エリクソンが4番手、そしてグロージャンが5番手というトップ5で再スタートを迎えた。

 カナピーノは周回遅れのエリオ・カストロネベス(メイヤー・シャンク・レーシング)が後ろに控えていたため、再スタートでも首位を維持。しかし、ターン6でカナピーノがマシンの挙動を乱したことで、それに続くカークウッドも勢いを削がれ、3番手ニューガーデンがふたりを一気に抜き去った。

 カークウッドはさらに抜群の再スタートを決めていたオワードにもポジションを狙われ、ターン8でインを刺される。しかし、左フロントをカークウッドに当ててしまったことでオワードはスピン……自滅によって再び後方へ下がり、マシンがコースを塞いだ影響によってエリクソンは7番手、パロウは12番手にまで転落した。

 その後ニューガーデンはカークウッドとグロージャンをリードし、52周目に再びピットへ。グロージャンは1周遅れ、カークウッドはさらにもう1周引っ張ったことでオーバーカットに成功。再びカークウッドが首位を取り戻し、グロージャンが2番手でアンドレッティがワンツー体制を形成した。

 残り30周となったところでは、カークウッド、グロージャン、ニューガーデン、エリクソン、コルトン・ハータ(アンドレッティ・オートスポート)というトップ5だった。

 ニューガーデンは60周目にエリクソンに3番手の座を奪われると、燃費の面で厳しく、その後もハータやパロウなどにポジションを明け渡していった。

 カークウッドは、残り10周というところで2番手のグロージャンに1.6秒先行。エリクソンも同じタイム差でグロージャンを追ったが、残り5周になるとこの差は徐々に縮まっていった。

 しかしカークウッドは辛くも逃げ切り、グロージャンに1秒差、エリクソンに2秒差をつけてトップチェッカー。インディカー参戦20戦目にして、キャリア初優勝を手にした。

 エリクソンは今回3位表彰台を獲得したことで、オワードから15ポイント差のランキング首位に立っている。

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  • F1時代から長らくトヨタグランプリだったのが、今年はアキュラグランプリになってた
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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