インターコンチネンタルGTチャレンジ/ブランパンGTワールドチャレンジ・ヨーロッパの一戦として開催される伝統のトタル・スパ24時間は、7月27日に決勝日を迎えているが、朝からスパ・フランコルシャンは曇天模様で、午後からは雷雨の天気予報が出ている。
72台ものGT3カーが集まり、まさに世界一決定戦の様相を呈している今季のトタル・スパ24時間。日本からも谷口信輝/片岡龍也が乗り込むグッドスマイル・レーシング&タイプ・ムーン・レーシングが参戦、KCMGのニッサンGT-RニスモGT3を千代勝正/松田次生がドライブしたりと、今季は日本からも注目が集まる一戦だが、決勝日は荒れた天候のもとでのレースとなりそうだ。
スパ24時間:『プロメア』カラーのメルセデスAMG駆るエンゲルが会心のアタックでポールポジションを獲得
レースウイーク前からヨーロッパ全体を酷暑が襲い、走行初日の7月25日は気温が40℃を超えていたが、決勝日を迎えた7月27日は雲がかかり、気温は20℃ほどだ。
この後、決勝レースは現地時間16時(日本時間23時)にスタート予定だが、現地時間13時頃から雨が降り出す天気予報が出ており、一部予報では雷雨も予想されている。レースを通じて雨は強くなったり弱まったりするが、レース最終盤に止むかどうか……という予報だ。
近年のGT3耐久レースはニュルブルクリンク24時間も同様だが、メーカーワークス勢はスプリント並みにプッシュし、生き残りが勝つような消耗戦の様相を呈している。今回のスパ24時間もウエットのなか、荒れた展開になるかもしれない。
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