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わずか150万円で「本物の走り」が手に入る! 中古が「おいしい」ワークス系「ホットハッチ」4台

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わずか150万円で「本物の走り」が手に入る! 中古が「おいしい」ワークス系「ホットハッチ」4台

中古車ならコンパクトカーと同等の出費でホットモデルを狙える

 何の変哲もないハッチバックのファミリーカーにパワフルなエンジンと引き締められた足まわりを与え、各メーカーのスパイスをプラスしたモデル、それが「ホットハッチ」と呼ばれるものだ。

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 使い勝手のよいハッチバックをベースとしていることで、普段乗りから攻めた走りまで1台でこなすことができる点が「ホットハッチ」の美点であり、ファーストカーとしても十分に使うことができるのも嬉しいところ。

 しかし、ベース車に対してやや価格が上がってしまうという点が唯一の欠点と言えるかもしれない。しかし、中古車に目を向けてみれば、通常のコンパクトカーと同等の出費でホットモデルを狙うこともできるのだ。

1)フォルクスワーゲン ポロGTI【先代型】

 フォルクスワーゲンのラインナップの中でボトムラインを担う存在のポロ。現在はup!(その前はルポ)がラインナップされているため最も小さいモデルではなくなったものの、ゴルフとともにフォルクスワーゲンを代表するモデルと言える。

 現行型のポロはついに3ナンバーボディとなってしまったが、先代型までは5ナンバーサイズをキープしており、GTIグレードはコンパクトなホットハッチとしては人気のモデル。

 先代型は前期型が1.4リッターのツインチャージャー、後期型は1.8リッターのシングルターボとなり、トランスミッションは7速DSGが基本となる。後期型の方が出力的には上となり、6速MTも追加されるなど魅力があるが、前期型の手ごろな価格も見逃せないところ。

2)日産 ノート NISMO S

 巷では新型となったノートが話題の中心となっているが、e-POWER専売車となったことで消滅の危機に瀕しているのがこのNISMO Sだろう。

 日本仕様のノートにはラインナップされない1.6リッターのエンジンと5速マニュアルを搭載したこのモデルは先代ノートの中でも最もホットなモデルとなっている。エンジンも型式こそNV200バネットなどに採用されているものと同じHR16DE型だが、専用チューニングが施される。

 また、足回りやボディ補強にまで専用チューニングが加えられているので、ツルシのままでも十分スポーティーな走りを楽しむことができる。中古車価格も前期型なら100万円台前半と良心的なのだ。

3)アバルト 500

 クルマに詳しくない人でも「ルパンの愛車」として知られている先代フィアット500のデザインテイストをそのままに、2007年に登場した新型フィアット500。そのモデルをベースとして、かの有名なアバルトが手掛けたのがアバルト500となる。

 ベース車に比べると大きく張り出したバンパーや大きなエアインテークなど、迫力を増す変更を受けていながらも、どことなくかわいらしさも持ち合わせているのが最大の魅力と言っていいだろう。もちろん、動力性能も大きく向上しており、1.4リッターエンジンをターボで加給し、145PS(ベース車)というリッター100PSオーバーを実現している。

 なお2017年に行われたマイナーチェンジ後はアバルト595と車名が変更となっているが、初期型の595であれば150万円の予算で購入することも不可能ではないようになってきている。

4)ルノー メガーヌ R.S.【先代型】

 ルノーが販売するCセグメントカーとなるメガーヌ。通常であれば5ドアハッチバックが販売の中心となるのだが、こと日本においては最もスポーティーなモデルとなる「ルノースポール」が最量販グレードとなっている。

 そんなメガーヌのルノースポールは最もハードなカップシャシーが採用され、当然のようにサスペンションも固められている。また、全幅を拡大したことでトレッドも広がっており、スポーツ性能は圧倒的に向上。エンジンは250PS(初期型)を発生する2リッターターボとホットハッチの不文律を踏襲していた。

 またブレンボ製ブレーキやレカロ製バケットシートなど、クルマ好きがニヤリとするブランドのアイテムも備わっており、初期型であれば150万円でも射程圏内となってきたというのは嬉しいところだろう。

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