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【ジープなぜ売れる】キャンプ追い風 コロナ禍も前年比増 FCAジャパン全体も躍進 2021年はさらに攻め

ジープ、輸入車トップブランドの一角

text:Kenji Momota(桃田健史)

【画像】売れてるジープ どんなクルマがある?【全ラインナップまとめ】 全151枚

editor:Taro Ueno(上野太朗)

多くの日本人が実感しているように、最近全国各地でジープを目にする機会が一気に増えた印象がある。

実際、ジープは日本で売れ続けている。

その理由について、FCAジャパンがオンラインで開催した新春記者会見で同社幹部らがデータを基に詳しく説明した。

それによると、いま(2021年1月)から11年前、2009年時点では年販台数は1010台に過ぎなかったが、2011年には3000台、2013年は約5000台、さらにFCAジャパン発足の2015年以降は6000~7000台から一気に9000台、さらに1万の大台を超え、2019年には1万3360台まで一気に拡大した。

コロナ禍となった2020年は、第1四半期で前年同月比33%増(輸入車市場全体は10%減)と好調な滑り出しだったが……。

最初の緊急事態宣言が発出された第2四半期は33%減(同38%減)へ。続く第3四半期では12%減(同15%減)と着実に回復基調に乗り、第4四半期には39%増(同4%)と、一気に売り上げが伸びた。

近年のキャンプブームもあり近隣オートキャンプ場へ日帰りキャンプする機会が増えたり、またキャンプの発展形として自宅の庭や駐車場でのホームキャンプを楽しむファミリーが増えたりといった社会現状が、ジープブランドとマッチしたような印象を受ける。

そうした抽象的なイメージ論だけではなく、ジープ飛躍の実態が明らかになった。

ラングラー1台=BMW X3/X5の合算数

まずは、ライバルとの販売台数比較だ。

輸入SUV部門で見ると、メルセデス・ベンツ(2万0266台)、フォルクスワーゲン(1万5210台)、ジープ(1万3588台)となり、ジープはBMW(1万1408台)、アウディ(9735台)、ボルボ(9100台)を凌ぐという結果となった。

さらに、輸入車メーカーとしてSUVの目玉商品である大型車(Dセグメント)のモデル別では、ジープ・ラングラーが日本市場初となる5000台越え(5127台)。

続くメルセデス・ベンツGLC(3940台)、ボルボXC60(2675台)、BMW X3(2325台)、そしてメルセデスGクラス(2110台)を抑えて堂々のトップとなった。

FCAジャパンによると「BMW X3とX5の合算数と、ラングラー1台が同レベル」という。

また、レネゲートの販売も、2019年の3580台から2020年は3881台へと増加。これを2020年1~11月期で見ると、輸入車BセグメントSUVでは、フォルクスワーゲンTクロスとBMW MINIクロスオーバーに次ぐ3位につけている。

レネゲートではプラグインハイブリッド車4xeを2020年10月に発表して以来、全国ジープショールームへの来場者が約2割増えたという。

日本での「クルマの電動化・義務化」の各種報道を受けて、電動車購入というマインドを持ったジープ未経験のユーザーが「せっかくだったら、このタイミングでジープを」という消費行動に出たのかもしれない。

ジープ以外も日本国内販売が好調

FCAとして日本国内販売が好調なのは、ジープだけではない。

まず、アバルトは2019年の2955台から2020年は3032台に上昇。特に第4四半期には前年同月比で44%増と大きく伸びた。

特長的だったのは、生産終了となった124スパイダーが前年比41%増の461台となったことだろう。

さらに、2020年11月には限定50台枠の595スコルピオーネオーロに549件の申し込みがあるなど、日本でのアバルト人気はとどまることを知らない。

フィアットでは、500と500Cが4005台となり、これで過去10年間に渡り4000台を維持するロングセラーとなった。

ライバル車であるフォルクスワーゲン・ポロ、ルノー・トゥインゴ、スマート・フォーフォーと比べて、長期に渡って安定した販売が続いていることは、ユーザーの500ブランドに対する信頼度の高さが証明されていると、FCAジャパンでは分析している。

アルファ・ロメオについては、コロナ禍での本社工場閉鎖の影響で秋まで販売店の在庫が制約されたが、改良モデルのジュリアとステルヴィオが健闘し、第4四半期で前年比41%増となった。

こうした、ジープ、アバルト、フィアット、アルファ・ロメオのFCA全ブランドが2020通年で販売好調だった背景には、大きく3つの理由があるとFCAジャパンは見る。

FCA販売戦略 2021年はどうする?

第1の理由は、際立ったデザインや商品改良が進む、魅力的な商品であること。

コロナ禍では、クルマを安全なモビリティとして見るだけではなく、ライフスタイルに合った楽しさを追求する人が増え、そこのFCAの商品がマッチすることが増えた。

第2に、SNSなどデジタルメディアを通じた、プッシュ型、または双方向型の積極的なマーケティング活動。

そして第3は、ディーラー網の拡充と魅力的な店舗開発だ。

これらに加えて、認定中古車制度を拡充し、認定中古車在庫を2019年の1500台から2020年には5300台へと拡大。

新車人気と高品質の中古車の拡充により、リセールバリュー(残存価値)がライバル車に比べて大きく上がったことが、新車販売に好循環を生んだ。

さらに、ライバル各社が追従したとFCAジャパンがみる、スキップローンの実施による販売の押し上げ効果も大きかったようだ。

こうして好調な2020年第4四半期の勢いを2021年にも継続させるため、特にジープでは現在の82拠点から2023年までに、東京、大阪、名古屋などの主要都市圏に加えて京都な兵庫なども考慮し100拠点化を目指す。

販売台数としては年間2万台を射程とすることを明らかにした。

モデルとしては、グラディエーターについては数か月後に詳細を発表予定で、またグランドチェロキー3列シートモデルは下期の販売予定だ。

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