雨が影響した2024年F1ハンガリーGPの予選で、RBの角田裕毅はQ3に進出し、10番手を獲得した。
Q3最初のランをユーズドソフトタイヤで行い、9番手タイムを出した。2回目最後のランに新品ソフトを装着して出ていき、セクター1で自己ベストを記録。しかしターン5の出口でコースからはみ出し、トラックリミット違反を防止するために新たに敷かれた芝に乗った後、芝とアスファルトの継ぎ目にぶつかった際に、マシンが空中に飛びあがった。マシンはバリアにヒット、大きなダメージを負ってストップした。幸い角田にけがはなかったが、赤旗をはさんで再開されたセッションに参加することはできず、チームメイトのダニエル・リカルドに抜かれて、角田のポジションは10番手に落ちた。
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ビークルパフォーマンス責任者のギヨーム・デゾトーは、角田の土曜日について次のように振り返った。
「昨日午後のFP2で(セットアップの問題のために)十分に走れなかった裕毅にとって、FP3は生産的なセッションだった。予選の準備に重点を置き、スムーズに過ごした。2台とも昨日示した優れたパフォーマンスを改めて確認した」
「予選はそれほど簡単にはいかず、緊張したセッションになった。Q1は好調で、2台とも余裕でQ2に進出した。Q2では我々の良いペースを確認する形で、裕毅とダニエルはそれぞれ8番手と9番手を獲得し、Q3進出を決めた」
「残念ながら裕毅はQ3最後のアタックで、ターン5の出口でコースからはみ出し、バリアに激しくクラッシュした。その時点までは強力なラップに見えただけに残念だったが、幸い彼は無事だった」
「これからメカニックたちは大量の作業を行うことになる。しかし明日のレースに間に合うようマシンの準備を整えることができると確信している」
「明日は路面温度が高くなると予想している。タイヤマネジメントが重要な役割を果たすことになるだろう。2台がポイント圏内でフィニッシュすることを期待している。それができれば、ブダペストで力強い週末を送ってきたことへの報酬になるだろう」
■角田裕毅(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)
FP3 9番手(1分16秒744:ソフトタイヤ/16周)
予選 10番手(Q1=8番手1分17秒436:ソフトタイヤ/Q2=8番手1分16秒121:ソフトタイヤ/Q3=10番手1分16秒477:ソフトタイヤ)
とても残念でがっかりしています。Q3のラップは本当にうまくいっており、素晴らしい感触でした。限界まで攻めて、タイヤが半分、芝生に乗りました。それは普通のことなのですが、そこが濡れていたために、通常よりも大きな影響が出てしまいました。あのラップでは、そのコーナーまではとても良い感触を持てていました。
チームの全員と僕自身は、これまでの努力を考えると、もっと上位に値するので、申し訳なく思います。
マシンのフィーリングは素晴らしく、堅実なラップを走っていました。(クラッシュがなければ)明日のグリッドで素晴らしいポジションにつくことができたはずでした。
2台揃ってQ3に進むことができたので、チームにおめでとうと言いたいです。
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