インサイトに近いボディサイズ
懐かしのホンダのビッグネーム「インテグラ」が米国で復活した。プレミアムブランドのアキュラから3月11日(現地時間)にデビューした新型「インテグラ」は、アメリカでは“コンパクトスポーツクーペ”に位置付けられるスペシャリティモデル。
ボディサイズは全長4719mm×全幅1829mm×全高1410mmで、ロー&ワイドなプロポーション。日本でも販売されている4ドアセダンの「インサイト」と比べると全長が44mmほど長く、全幅と全高は近いサイズ感だ。
エクステリアは、クーペスタイルのリフトバックを採用し、フロントにはホンダが「JewelEye」と呼ぶLEDヘッドライトと、デイタイムランニングライトを装備する。リアには、デュアルエキゾーストフィニッシャーを備え、こちらもアグレッシブなキャラクターをアピール。3代目モデルと同じ「INTEGRA」ロゴも、名車の血脈を感じさせる。
レブマッチング機能やLSDを備えた6MTモデルも設定
ローンチ時には、ベーシックな「インテグラ」、スポーティな内外装の「インテグラ Aスペック」、そしてヘッドアップディスプレイなど機能装備を充実した「インテグラ Aスペック・テクノロジーパッケージ」の3グレードが用意され、全車パワーユニットは、200hp/260Nmの1.5L 直4 VTECガソリンターボユニットを搭載する。トランスミッションはパドルシフト付きCVTが標準で、Aスペック以上ではレブマッチング機能を持つ6速MTも選択可能。MT車には、さらにリミテッド・スリップ・デファレンシャル(LSD)も設定される。高剛性ボディとスポーツチューンされたシャシー、そして可変レシオステアリングも走りに効くポイントだろう。
ハッチゲートと広い荷室を持つリフトバックスタイルはカテゴリー唯一で、後席の足元の広さも確保されるなど、ユーティリティやインテリアの居住性も良好。さらに、10.2インチパネルを使ったデジタルコクピットやカメラを使った運転支援機能など先進装備も充実する。
2023年モデルとして登場する新型インテグラは、インテグラ史上初めて米国で生産され、現地でのスタート価格は約3万ドル(約350万円)となる。現状では日本での販売についてはアナウンスされていないが、かつて人気を集めたモデルだけに、導入を期待するファンも多いのではないだろうか。
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みんなのコメント
日本で発売されたら欲しい!けど買えない。
高いから...というのもあるけど、それはもうしょうがないグローバルで考えれば高いのは当たり前。
オレはフィットでのんびり走るよ。
VWゴルフに対するアウディA3みたいなポジション?