7月29日、ベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットでファナテックGTワールドチャレンジ・ヨーロッパ第6戦/IGTCインターコンチネンタルGTチャレンジ開幕戦『トタルエナジーズ・スパ24時間』の予選が行われ、メルセデスAMG・チーム・アッカASPの88号車メルセデスAMG GT3が平均タイムのベストを記録。決勝のトップ20グリッドを決定する、スーパーポールへの進出を決めた20台のクルマをリードした。
ラファエル・マルチェッロ、ダニエル・ジュンカデラ、ジュール・グーノンが乗り込む88号車メルセデスは、全4セッションで各ドライバーがマークしたアタックラップの平均タイムで順位を争う予選で2分18秒433を記録した。これは3名のドライバーをアストンマーティン・ワークスドライバーで固めたガレージ59の95号車アストンマーティン・バンテージGT3のタイムを0.434秒上回るものだ。
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3番手にはアウディスポーツ・チーム・アテンプト・レーシングの66号車アウディR8 LMSが入ったものの、ここからタイムは2分19秒台に入り、メルセデスAMG・チームHRTの4号車メルセデスAMG GT3、ワーケンホルスト・モータースポーツの34号車と35号車BMW M6 GT3が僅差で続いた。
7番手となったCMRの107号車ベントレー・コンチネンタルGT3はシルバーカップの最速車となり、プロクラスでトップ10入りしたGPXマルティニ・レーシングの22号車ポルシェ911 GT3 Rやエミル・フレイ・レーシングの163号車と114号車ランボルギーニ・ウラカンGT3 Evoを上回ってみせた。
フェラーリ勢の最上位は14番手となったアイアン・リンクスの71号車フェラーリ488 GT3 Evo。僚友51号車フェラーリは16番手だ。また、Jotaの38号車マクラーレン720S GT3が、KCMGの47号車ポルシェ911 GT3 Rに次ぐ19番手に入ったことで、スパ24時間に参戦する9つのGT3メーカーすべてがスーパーポール進出を果たしている。
一方、予選前に行われたふたつのセッション、フリープラクティスとプレ・クオリファイで最速タイムを記録していたアウディスポーツ・チームWRTの32号車アウディR8 LMSは、Q2を担当したドリス・ファントールが赤旗の影響でアタックを完了させることができず。このためスーパーポールを逃しただけでなく、最後尾に近い55番手からの決勝スタートが決まった。
Q2の赤旗はシルバーカップの58号車ランボルギーニ・ウラカンGT3 Evo(GRTグラッサー・レーシング・チーム)がラディオンで激しくクラッシュしたことによって提示されたもの。このアクシデントによるバリアの修理やトラックの清掃などのため、同セッションは30分以上にわたって中断されている。
■Q2で2度のクラッシュが発生
そのQ2では再開後のセッション終盤、富田竜一郎がドライブする31号車アウディR8 LMS(チームWRT)もオールージュから続くラディオンでクラッシュを喫し、これによって2度目の赤旗が提示されることとなった。WRTはマシンを修復し決勝に向かう予定だ。
トップ20入りを逃した他の有力車の中には、ルートロニック・レーシングの21号車ポルシェ(22番手)をはじめ、ダイナミック・モータースポーツの54号車ポルシェ(23番手)、シュナーブル・エンジニアリングの3号車ポルシェ(25番手)、さらにサンテロック・レーシングの3台のアウディも含まれている。
日本勢は、根本悠生組ヴィンツェンツォ・ソスピリ・レーシングの666号車ランボルギーニ・ウラカンGT3 Evoが総合43番手/シルバーカップ14番手、濱口弘組オレンジ1・FFFレーシング・チームの19号車ランボルギーニ・ウラカンGT3 Evoは総合46番手/プロ・アマカップ7番手となった。富田組の31号車アウディは総合57番手/16番手からのスタートだ。
31日(土)にスタートする決勝レースのトップ20グリッドを決めるスーパーポールは、30日19時50分(日本時間31日2時50分)から開始される予定だ。
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