ドゥカティのMotoGPファクトリーチーム、ドゥカティ・チームが2月9日に2021年の体制発表を行なった。
※この記事は「ライディングスポーツ ドットコム」で2021年2月10日に公開されたものを転載しております。
発表会はオンラインで行なわれ、ドゥカティ・モーター・ホールディングの最高経営責任者であるクラウディオ・ドミニカリ氏、2021年シーズンのライダーであるジャック・ミラー、フランチェスコ・バニャーヤらが出席し、ニューマシンのデスモセディチGP21を公開した。
2021年シーズンはコンピュータメーカーのレノボがタイトルスポンサーに昇格。チーム名はドゥカティ・レノボ・チームとなる。
ライダーラインナップは2020年から一新。昨年までサテライトのプラマック・レーシングに所属していたミラーとバニャーヤが、そろってファクトリーライダーに昇格した。MotoGPクラス7年目となるミラーは2020年は優勝こそなかったものの、2位に3回、3位に1回入賞しランキング7位を獲得。MotoGPクラス3年目となるバニャーヤは2020年は2位に1回入賞、3戦の欠場が響き、ランキング16位だった。
「真っ赤なデスモセディチを見て、初めてレーシングスーツを着た瞬間は本当に信じられない感動だった。今年ドゥカティのオフィシャルチームから参戦することに、まだ気づいていなかった。ここまでの道のりは長く、赤いレーシングスーツに身を包むことは、大きな満足感、そして、将来の目標に向けた意欲と献身と共に仕事を継続するためのモチベーションを与えてくれる。新たな冒険に立ち向かうことが待ち切れない。今シーズン、重要な結果を獲得するためにトライしよう」とジャック・ミラー。
「初めてオフィシャルチームのカラーに身に着けたことから、ボクにとって、非常に重要なシーズンとなる。この最初の目標を達成できたことを誇りに思い、今年は今まで以上の結果を獲得するためにトライしよう。オフィシャルチームの一員になることは、常に夢だった。ボクに与えてくれた期待感を失望させないために全力をつくし、最初から戦闘的になるために、そして高い目標を設定するために必要な全てものが使用できるはずだ」とフランチェスコ・バニャーヤ。
まとめ:ライディングスポーツ編集部
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