現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 世界最小の日産「R34 GT-R SUV」か “ギュッ”となった「斬新な見た目」 謎の「GTR‐V」とは

ここから本文です

世界最小の日産「R34 GT-R SUV」か “ギュッ”となった「斬新な見た目」 謎の「GTR‐V」とは

掲載 6
世界最小の日産「R34 GT-R SUV」か “ギュッ”となった「斬新な見た目」 謎の「GTR‐V」とは

■ベース車がわからない! チョロQのような「R34 GT-R」 これは「R34GTR‐V」だ

 最後の「スカイラインGT-R」として中古車市場で高騰しているR34ですが、珍しいカスタム車が発見されました。
 
 どのような特徴があるのでしょうか。

【画像】超カッコいい! 斬新「R34 SUV」画像を見る!

 今回の個体はフロントフェイスこそブルーのR34ですが、横からのフォルムがスカイラインとは異なるハッチバックとなっています。

 さらにホイールベースも明らかに短く、ショートワゴンやSUVのような造形はベース車両も一目で違うものとわかるでしょう。

 実はベースになっている車両はホンダのSUV「CR-V」です。

 初代モデルにR34のフロントフェイスを移植した、「GTR‐V」と呼ぶにふさわしいモデルになっています。

 初代CR-Vは1995年に誕生し、当時はクロカン4WDが主流のなかステーションワゴンのように使える都市型SUVとして高い注目を集めていました。

 シビックベースのプラットフォームは全長4385mm×全幅1750mm×全高1675mmと扱いやすいサイズで、使い勝手もいいことから、ホンダ初のSUVは大成功を収めました。

 一方でR34は第2世代GT-Rの集大成ということもあって今もなお人気が高く、とくに海外で程度のいい個体は数千万円レベルで取引されるほどのクルマです。

 今も信奉される2.6リッター直列6気筒ツインターボRB26DETTエンジンは、最高出力は280psの自主規制に抑えられていますが、ライトチューンでも400psを有に超えるパフォーマンスです。

 このようにまったく違うカテゴリの人気車種をスワップしたGTR‐Vですが、この車両について取り扱いを行う「リアルスピードニア」の担当者は以下のように話します。

「元々、R34が好きでしたが、実際に購入するよりは作ってしまったほうがいいと思い、製作に至りました。

 実際にサーキット走行もできる仕様にするため、エンジンは昔のホンダ『インテグラ』に搭載されるVTECターボを使用しています」

 今回の個体はコンセプト自体は珍車扱いになりますが、エクステリアの精度やパワートレインも相当な気合が入っています。

 まず、制作年数は10年を要し、R34の顔をスワップした後に大型ブリスターフェンダーを装着、バンパーは下に10センチ、横に15センチ拡大しています。

 さらにパワートレインは、インテグラタイプRのB18C型VTECにターボを搭載し、450psまで拡大された最大出力はフルタイム4WDで路面に動力を伝えています。

 ほかにも足廻りはサーキット仕様に換装し、ブレーキキャリパーはエンドレス製を採用。

 タイヤは235/30R20のロープロファイルタイヤを採用することで、重心の高いSUVの欠点を補っています。 

 同時にインテリアもボディカラーのブルーで統一し、BRIDEのフルカーボンバケットシートやMOMO社製レザーステアリングだけでなく、ダッシュボードをアルカンターラで覆うなど刺激的な造りになっています。

 また、今回のカスタムをした点で最もこだわっているポイントはどこか、前出の担当者は以下のように話します。 

「なんちゃってGT-Rではなく本物志向のものを作っています。

 見た目だけでなく、サーキット走行で使用するため、エンジンも足回りも全パーツいじっています。

 ノーマルな部分がありません」

※ ※ ※

 今回のクルマは古くなってきたこともあり、現在ではサーキットなどで使用しておらず展示用となっているようです。

 しかし、担当者は「今時のシビックエンジンを取り付けてまたレースで走れるようにするかも」と語っており、GT-RのようなCR-Vが再び生まれ変わる可能性を示唆していました。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

6速MTあり! 日産が「“新”フェアレディZ」を発表! GT-Rの「湾岸ブルー」と「“伝説”のパープル」設定! “改良型”登場も「また抽選」? 受注再開で販売店にも反響
6速MTあり! 日産が「“新”フェアレディZ」を発表! GT-Rの「湾岸ブルー」と「“伝説”のパープル」設定! “改良型”登場も「また抽選」? 受注再開で販売店にも反響
くるまのニュース
バスがズラ リ並ぶ「壮観すぎる光景」今年も再び!? ピーク時は“1時間あたり50便”運行へ 人気の航空祭輸送で
バスがズラ リ並ぶ「壮観すぎる光景」今年も再び!? ピーク時は“1時間あたり50便”運行へ 人気の航空祭輸送で
乗りものニュース
なぜか自販機になると買いたくなる不思議! 24時間365日買えるソフト99の「洗車用品自販機」が便利な上にファンキー!!
なぜか自販機になると買いたくなる不思議! 24時間365日買えるソフト99の「洗車用品自販機」が便利な上にファンキー!!
WEB CARTOP
F1ラスベガスFP1速報|ルイス・ハミルトンがトップタイム記録。角田裕毅は19番手
F1ラスベガスFP1速報|ルイス・ハミルトンがトップタイム記録。角田裕毅は19番手
motorsport.com 日本版
「めっちゃカッコいい」新型レクサス『ES』のデザインにSNSで反響
「めっちゃカッコいい」新型レクサス『ES』のデザインにSNSで反響
レスポンス
藤原とうふ店がWRCラリージャパン参戦!? WRC2グリアジン、愛する『頭文字D』フルカラーリングは「僕の夢だった」
藤原とうふ店がWRCラリージャパン参戦!? WRC2グリアジン、愛する『頭文字D』フルカラーリングは「僕の夢だった」
motorsport.com 日本版
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
くるまのニュース
角田裕毅のマシンが“グリッター”カラーに。RB、ラスベガスGP用スペシャル・リバリーを発表
角田裕毅のマシンが“グリッター”カラーに。RB、ラスベガスGP用スペシャル・リバリーを発表
AUTOSPORT web
台湾では「輪行」不要!? 国鉄で広がる自転車の旅はちょっと不思議な感覚
台湾では「輪行」不要!? 国鉄で広がる自転車の旅はちょっと不思議な感覚
バイクのニュース
フォルクスワーゲン「ティグアン」発売! 3代目に進化した全長4.5mの“VWで一番売れている”SUVはどう進化?
フォルクスワーゲン「ティグアン」発売! 3代目に進化した全長4.5mの“VWで一番売れている”SUVはどう進化?
VAGUE
カーメイト、改良版サイクルアタッチメント、釣り竿収納ホルダーの新製品が発売!
カーメイト、改良版サイクルアタッチメント、釣り竿収納ホルダーの新製品が発売!
レスポンス
美しい! 速そう!! カッコいい!!! 幻の日産フラッグシップ「Q80インスピレーション」市販可能性
美しい! 速そう!! カッコいい!!! 幻の日産フラッグシップ「Q80インスピレーション」市販可能性
ベストカーWeb
めっちゃカッコいいぞ!?? スズキ新型SUVをトヨタへ供給&日本導入ってマジか
めっちゃカッコいいぞ!?? スズキ新型SUVをトヨタへ供給&日本導入ってマジか
ベストカーWeb
【SHOEI】システムヘルメット「NEOTEC 3」に新グラフィックモデルの「ANTHEM(アンセム)」が設定された!   
【SHOEI】システムヘルメット「NEOTEC 3」に新グラフィックモデルの「ANTHEM(アンセム)」が設定された!   
モーサイ
軽快スポーツフルフェイス「Z-8」シリーズに新グラフィック「YAGYO」が追加!パーツ怪異イラストがかわいい!  
軽快スポーツフルフェイス「Z-8」シリーズに新グラフィック「YAGYO」が追加!パーツ怪異イラストがかわいい!  
モーサイ
「青の位置が矢印の信号機」ってなんだ? 更新で消えゆく超激レアモデルだった! 【信号機マニア・丹羽拳士朗の偏愛日記 #1】
「青の位置が矢印の信号機」ってなんだ? 更新で消えゆく超激レアモデルだった! 【信号機マニア・丹羽拳士朗の偏愛日記 #1】
くるくら
光岡自動車、シビックベースの「M55ゼロエディション」発売 イメージは1970年代 6速MTのみ 808万円
光岡自動車、シビックベースの「M55ゼロエディション」発売 イメージは1970年代 6速MTのみ 808万円
日刊自動車新聞
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
くるまのニュース

みんなのコメント

6件
  • ********
    >「元々、R34が好きでしたが、実際に購入するよりは作ってしまったほうがいいと思い、製作に至りました。

    ・・・・。
  • meg********
    後ろ、めちゃホンダ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

809.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

28.0438.2万円

中古車を検索
CR-Vの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

809.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

28.0438.2万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村