クラシックなフォルクスワーゲンの“名演”を鑑賞しよう
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により閉館を余儀なくされていた映画館が、緊急事態宣言の解除を受けて段階的に営業を再開している。とはいえ、予断を許さない今はまだ不要不急の外出を控えたい。
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そこで今週末は、クラシックなフォルクスワーゲンが登場する映画を自宅で鑑賞するのはいかがだろう。懐かしのクルマが“名演”する8作品をご紹介したい。
『ラブ バッグ(The Love Bug)』
1968年アメリカ公開。落ち目のレーシングドライバーが自分の意志を持つ1963年製タイプ1(ビートル)“ハービー”と出会い、タッグを組んで様々な冒険に挑戦していくコメディ作品だ。複数の続編やリメイク、テレビシリーズまで製作された人気作。
『フットルース(Footloose)』
1984年アメリカ公開。いわずとしれたケヴィン・ベーコン主演の青春物語。ダンスとロックを禁止された街へやってきた青年が、自由を求めて不条理な大人社会に反発する姿を描く。作中、主人公の愛車として1972年製の黄色いビートルが印象的に使われている。
『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角(Pretty in Pink)』
1986年アメリカ公開。多くの女性ファンに支持される“キューティー映画”の代表ともいえる作品。成績がよくお洒落感度も高い主人公の高校生、アンディの愛車は1959年製のカルマン ギア。パフスリーブの手作りドレスでプロムへ向かう彼女と、ピンクのカルマン ギアは相性抜群だ。
『俺は飛ばし屋/プロゴルファー・ギル(Happy Gilmore)』
1996年アメリカ公開。日本では劇場公開せずビデオスルーになったコメディ映画。賞金目当てでゴルフトーナメントに出場するアイスホッケー選手の姿を描く。作品内には1972年製の“スーパー”ビートル、いわゆるマルニが登場。
『50回目のファースト・キス(50 First Dates)』
2004年アメリカ公開。ハートウォーミングなコメディで、ドリュー・バリモアが記憶障害の美術教師を、アダム・サンドラーが彼女に恋する獣医を演じる。作中、ドリュー・バリモアが乗っているのがレモンイエローの1973年製タイプ181。アメリカではThing(シング)、英国ではTrekker(トレッカー)と呼ばれるビートルをベースにしたフルオープンカーは、作品の舞台であるハワイによく似合う。
『リトル・ミス・サンシャイン(Little Miss Sunshine)』
2006年アメリカ公開。9歳の少女・オリーブが美少女コンテストに出場するため、それぞれに問題を抱える“落ちこぼれ”家族がおんぼろワーゲンバスに乗ってカリフォルニアを目指す。ロードムービーでありコメディであり、かつシニカルなメッセージも込められた印象的な作品。1971年製のT1が各シーンで重要な役割を果たしている。
『バンブルビー(Bumblebee)』
2018年アメリカ公開。大人気SF作品『トランスフォーマー』のスピンオフ。舞台は1987年で、カリフォルニアの片田舎にあるジャンクヤードで少女に発見されるのが1967年製の黄色いビートル。ロボットのバンブルビーに変身したときの形態には、クラシックビートルのフォルムやヴィンテージ感が活かされている。
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(Once Upon A Time in Hollywood)』
2019年アメリカ公開。クエンティン・タランティーノが監督を務め、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットがダブル主演を果たした話題作。1969年のロサンゼルスを舞台にハリウッド黄金時代の「光」と「闇」を描き出す。劇中、ブラッド・ピットが乗るのがくたびれた1964年製のカルマン ギア カブリオレ。ちなみにキャデラックのドゥビルやポルシェ911(ナロー)、MG-TDなど、とりどりのモデルが各人物のキャラクター性を表現するアイテムとして登場する。
今回ご紹介した映画は現在、日本でもストリーミングサービスやDVDで見ることができる。鬱々とした気分を吹き飛ばしてくれるような作品ばかりなので、自宅で過ごす時間が多い今こそご覧いただきたい。
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みんなのコメント
VWのスポーティーというイメージが無い中でよく取り上げたなと。
映画の中で描かれる各ブランドの表象を知る事、各国でのイメージなど、どういう意味を持って映画の中で捉えているのか、考えるのも面白いものです。