この記事をまとめると
■予算50万円ほどで狙えるジャーナリスト厳選の中古車を紹介
中身はいいのに不人気ってじつは最高の選択! 安さと個性が魅力の2000年代の中古国産車5選
■極端に古くない10年落ち程度のモデルも選べる
■維持費が高額になる場合もあるのでご注意を
中古車の値上がりが激しいクルマは一部だけ
クルマ欲しいけど、最近の新車は高すぎる~! とても買えない! という皆さん。それわかります。クルマって買ってからの維持費もかかるし、最初にお金使っちゃったら遊びに行く分がなくなっちゃうし……と思うと、なかなか購入金額に大金は突っ込めないですよね。
でも心配ありません。中古車価格も高騰しているなんてニュースがありますが、それは一部の車種の話です。ちゃんと探してうまく選べば、少ない予算だって素敵なカーライフは手に入るはず。今回はなんと、予算50万円でも満足できる中古車たちをご紹介したいと思います。
まずは、独身世代におすすめな、コンパクトだけどちょっとオシャレでいろいろ使えて、トレンドも押さえられる、フォルクスワーゲン・クロスポロ。これはフォルクスワーゲン・ゴルフの弟分的なコンパクトモデルのポロに、SUVテイストのデザインを施して2006年に登場したクルマで、当時はまだ数少なかったコンパクト・クロスオーバーの先駆け的存在でした。
ビビットなオレンジのボディカラーや、インテリアにもスポーツギアのようなデザインを取り入れるなど、とってもオシャレで大ヒットしたんです。初期モデルには1.6リッターエンジンが搭載されていましたが、後期になると1.2リッターを搭載。7速ATで軽快な走りも楽しめるモデルです。予算50万円での狙い目は、2010年式前後の1.2リッターモデル。クロスポロは2代目になるとデザインがやや落ち着いてしまうため、この初代のほうが好きという人も多いです。ホワイトやシルバー、赤などいろんなボディカラーがありますよ。
続いては、もう少しタフな感じのコンパクトSUVが欲しいという人には、ダカールラリーを何度も制覇した世界的ヒーローのパジェロを、ぎゅぎゅっと小さくしたようなところがたまらない、三菱パジェロミニ。初代は1994年に誕生し、軽自動車ながらも走破性にこだわっていて、オフロードや雪道でも活躍するモデルです。
1998年には新しくなった軽自動車規格に合わせてフルモデルチェンジし、安全性や走り、室内空間などすべてが進化。ATもそれまでの3速から4速になって、一般道での走りも快適になっています。4人乗りで3ドアのため、後席への乗り降りはやや面倒ですが、釣りやスキーなどアクティブな趣味を持つシングルやカップルにはうってつけ。予算50万円でも、2010年式程度のパジェロミニがたくさん出ています。
コスパ最強マシン勢揃い! ただし維持費にはご注意を
お次は子育て世代のファミリーなどで、スライドドアのミニバンが欲しいという人におすすめなのが、ホンダ・フリード。初代モデルならもう、後期型でも予算50万円で狙えるのです。両側がスライドドアなので、乗り降りラクラク。室内は天井が高く、子供が立って着替えができ、車内で前後の席を移動できるセンターウォークスルーもできて超便利。
しかも、コンパクトミニバンなので街中でも運転しやすく、3列シート7人~8人乗りでいざという時に人や荷物を沢山載せることができます。なるべく高年式となると、2015年式前後の1.5リッターガソリンモデルがメインになり、ナビもバックカメラも装備された個体が多く、とても快適なミニバンライフが手に入りそうです。
続いては、お金はないけど見栄は張りたい! というワガママな人にピッタリな、メルセデス・ベンツCクラスワゴン。ウソじゃありません、天下のベンツ様も50万円で買えちゃいます。CクラスセダンやBクラス、Eクラスなんかも50万円以下で出ていることがありますが、2011年以降の比較的高年式の個体が多いのがCクラスワゴンです。
せっかくなら、なるべく新しいほうがいいですよね。エンジンは、当時、パワーと燃費を両立した技術で「ブルーエフィシェンシー」と呼ばれていた1.8リッターのガソリンエンジン。軽やかな吹き上がりで、とても快適な走りが味わえます。荷物もたくさん入るし、安全装備も10年以上前とは思えないほどしっかり装備されているので、ファミリーにもピッタリ。まさかこれが50万円以下だなんて、誰も思わないのではないでしょうか。
そして最後は、どうしてもスポーツカーが欲しい! という人にはぜひチェックして欲しい、日本を代表するスポーツカーの日産フェアレディZ。もうすぐ最新型にフルモデルチェンジするタイミングですが、2007年式くらいまでのクーペモデルなら、予算50万円でも狙えます。
初代から50年以上続く伝統を受け継ぐ流麗なスタイル、ドライバーオリエンテッドなコクピット、パワフルな走り。どれをとっても、Zらしさ満開。しかも、最新のスポーツカーが失ってしまった、この時代ならではの味までもが感じられて、若い世代なら新鮮に映るでしょうし、熟練世代なら懐かしさで涙しそうになるかもしれませんね。MTモデルは少ないのでATが狙い目ですが、それでもスポーティなドライブが楽しめます。ただし3.5リッターエンジンはハイオク仕様で、燃費もそれなりなので、そこは覚悟してくださいね。
ということで、予算50万円でもちゃんと探せば「えっ!」と驚くモデルが選べる中古車。自分にピッタリなモデルを見つければ、満足できるカーライフが待っています。最初から諦めず、ぜひ粘り強くチェックしてみて欲しいと思います。
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みんなのコメント
ただハズレ掴んだら、直ぐ修理費100万コースだから
税金も安くはないし。10年落ちの外車を楽しめる人じゃないと厳しいかも。