もくじ
ー 1965年型を電動化
ー 150台を限定生産へ
1965年型を電動化
カリフォルニアに本拠をおくEVスタートアップ企業、ゼロ・ラブス・オートモーティブは古いフォード・ブロンコに電動パワートレインを発表したモデルを発表した。
このアイコン的な1965年型4×4はブラシレス永久磁石式ACモーターを搭載し、440ps、38.3kg-mのトルクを発生する。これはオリジナル車に搭載されていた直6エンジンから500%の向上だ。
このパワーは5速マニュアル・ギアボックスを搭載し、後輪または四輪を駆動する。通常はシングルスピードを使用するEVとしては珍しい構成だ。これはゼロ・ラブスが発売する初めてのモデルであり、70kWhのリチウムイオンバッテリーにより300km程度の走行が可能だという。
特徴的なオフロード性能は2スピードのトランスファーケース、高性能な前後デフ、調整式サスペンション、そしてブレンボ製6ピストン・ブレーキによって確保されている。スタイリングはカーボン製のボディパネルが新調され、その製造誤差は4mm以下とのことだ。
150台を限定生産へ
注文時には専用のインテリア素材を選択できるほか、動物性素材を使わないフィニッシュも用意されている。デジタル式メーターパネルは以前のアナログ式を模したデザインが採用されている。
もし興味をお持ちであれば、同社のウェブサイト上から予約を受け付けている。当初の生産は150台までに限定されている。
ゼロ・ラブスの創業者、アダム・ローは「クリーンなエネルギーは必ずしも過去との決別を意味しません。われわれはクルマ好きのみなさんに、過去と未来の融合をお見せしたいと考えています」
クラシックカーの電動化は最近のトレンドとなっている。アストン マーティンはクラシックモデルの電動化を進めているほか、ジャガーもEタイプ・ゼロを発売、そしてスウィンドン製のパワートレインを搭載するクラシック・ミニの電動モデルも生産されている。
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