W223に、V8ツインターボ+ISGモデル
スペックはすべて欧州参考値となります。
メルセデス・ベンツ日本が、フラッグシップ・サルーンである新型SクラスのV8モデルを日本導入した。
今回加わるのは、「S 580 4マティック」「S 580 4マティック・ロング」という2モデルだ。
2021年1月、8年ぶりにフルモデルチェンジされた現行型は、これまでに「S 400 d 4マティック(直6ディーゼルターボ)」「S 500 4マティック(直6ターボ+ISG)」の標準/ロングシャシーが日本市場で販売されていた。
新たに加わる2モデルは、3982cc V8ツインターボ(503ps/71.4kg-m)に、48V電気システムとISGを組み合わせたユニットを採用。
エンジン/トランスミッション間に配置された電気モーター、ISGが20ps/21.2kg-mを発生。48V電気システムにより、従来のハイブリッド車のような回生ブレーキによる発電を行い、約1kWh容量のリチウムイオン・バッテリーに充電を行う。
エンジンが低回転の時には、その電力で動力補助を行い、力強い加速を実現。スターターが、高出力な電気モーターとなったことで、始動時の振動を抑え、エンジンスタート/アイドリングストップの際の快適性を高めている。
さらに、このモーターはシフトチェンジ時にも使用され、エンジンが理想的な回転に達するまでの時間を最小限に抑えるアシストも行う。これによって、シフトチェンジに必要な時間が短縮され、タイムラグの少ない変速ができるわけだ。
Eアクティブ・ボディ・コントロールとは
注目の機能は、フル・アクティブ・サスペンションの「Eアクティブ・ボディ・コントロール」をオプションで選択できること。
エアマティックのシステムをベースに、四輪それぞれに48V対応のアクチュエーターを追加、スプリングレートとダンパーの減衰力を個別制御するものだ。
ロードサーフェススキャンは、ステレオカメラで前方の路面のアンジュレーションをモニターし、あらかじめダンパーの減衰力を演算して準備する機能。これにより、タイヤへの初期入力から適切に減衰させるとともに、ばね上にその振動を極力伝えずフラットな乗り心地を提供できる。
さらに、ダイナミックカーブ機能の「CURVE」では、コーナリング時のロールによるばね上の傾きを修正し水平になるよう制御する。
また、衝突安全性に寄与する機能も採用されており、側面衝突の可能性があると車両側が判断すると、運転席・助手席のバックレストのサイドサポートに内蔵されたエアクッションが膨張。ドアと乗員の間をサポートするだけでなく、「Eアクティブ・ボディ・コントロール」が瞬時に車高をあげ、頑強な構造部分であるサイドシルでも衝撃力が受け止められるようにする。
新型Sクラスの追加モデルの価格は下記のとおり。現在は、先行予約の受注を開始した段階で、納車は9月以降を予定している。
また、2モデルともにステアリング位置は、右/左から選べる。
S 580 4マティック:1611万円
S 580 4マティック・ロング:1953万円
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みんなのコメント
貧乏層はチャイナだなんだかんだ言うけど実際に乗ってみるとアウディレベルの下等メーカーが
凄く貧疎な性能に見える。しかもおかしい値段設定。
おそらくアウディがベンツを越すことはないだろう。
メルセデスと比べること自体がおかしい