RE雨宮流のSE3Pエアロチューニング!
レースシーンで培った空力ノウハウを全投入!
“走り”のイメージを全面に打ち出したRX-7に対し、チューニングベースとしてのRX-8は控えめなイメージがつきまとう。そんな、RX-8の偏ったイメージを変えるべく立ち上がったのが、ロータリーチューンの老舗“RE雨宮”だ。
エクステリアにRX-7に負けない攻撃性を求めて、フルワイドボディキット(D1ワイドボディキット:84万8000円)を開発したのである。
まずフロントは、開口部を大きく取りラジエターやオイルクーラーに積極的に走行風を導けるよう配慮。先端および両サイドのカナード形状は、空力効果はもちろんビジュアル的にもフェイスを引き締める。
ボンネットには各部にアウトレットダクトが設置されているが、これはスーパーGTマシン開発で培ったノウハウを元に位置や形状をデザイン。過激なステージに持ち込んだ際の熱対策を徹底しているのだ。
リヤのGTウイングは、ワイドボディ専用のサイズとなりダウンフォースを発生させる武器だ。
そして迫力の前後フェンダー。固定観念にとらわれずベース車の形状とのマッチングを検討した結果、フェンダーはフロントがGT風のブリスター、リヤがオーバーフェンダー形状で設計。
また、タイヤハウス内のエアの抜けやタイヤスモークの後方への排出を狙ったダクトなど、これまでスーパーGTやD1グランプリで得たノウハウをここにも盛り込んでいる。なお、ワイド幅は左右約50mmとなるが、これはタイヤ幅の拡大や切れ角アップ時のタイヤの逃げなどに対応するために計算された寸法だ。
ところでこのRX-8「ハッタリ君」というコミカルな車名が与えられたのは、実はAT車両でイージードライブも可能な仕様にされているから。
とはいえ、搭載されている13B-MSPはボルトオンターボ化で280psのパワーが与えられているため、ストリート仕様としては不満のないポテンシャルを秘めている。
一方の足回りは、DG-5ベースのオリジナル車高調やRE雨宮オリジナルのキャリパーキットなど一通り装備し、攻めた走りにも対応する。
D1ワイドボディキットのフルキットプライスは84万8000円だ。決して安いエアロパーツとは言えないが、エクステリアにさらなる攻撃性と高機能を与えたいRX-8ユーザーは選択肢の一つに入れてみてはいかがだろうか。
●取材協力:RE雨宮 千葉県富里市七栄439-10 TEL:0476-90-0007
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