ついに電動化: ルノーがメガーヌをe-carに変身させる。ルノー メガーヌ E-テック エレクトリックは、VW ID.3の対抗馬だ。我々はこのフランス車を初試乗した。
少し時間がかかってしまった。2013年からオール電化の「ゾエ」があったものの、2019年からは「VW ID.3」が登場しており、今回、ルノーもそれに続き、「ID.3」と対をなす「メガーヌE-テック エレクトリック」を発表した。「E-テック」はルノー・日産・三菱の全く新しい「CMF-EV」プラットフォームをベースに、130馬力と218馬力の2種類の駆動バリエーションが用意されている。
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また、バッテリーは2種類あり、容量40kWhで航続距離300km、容量60kWhで450kmまで対応可能となっている。ニッケルの含有量が多く、コバルトの含有量が少ない、リチウムイオンNMC電池(ニッケルマンガンコバルト)を使用している。バージョンにより、7.4kW、22kW、最大130kWの直流での充電が可能だ。ルノーのデザイナーはVWより良い仕事をしたのかどうか?それは当然好みの問題だ。いずれにせよ、私たちの目には、電動「メガーヌ」の方がより興味深い外観と、より刺激的なディテールを備えているように映る。
フロントでは、細いヘッドライト、Z型のLEDデイタイムランニングライト、バンパーのゴールドパネルが特徴だ。窓のラインはクーペらしくリアまでフラットで、ドアハンドルはフロントがフラッシュ埋め込み式、リアはCピラーに隠れるように配置されている。リアには、連続した光の帯と、さらにゴールドの色彩が施されている。コックピットには、計器用に12.3インチ、マルチメディア用に縦長の12インチという2つの大型スクリーンが装備されている。このシステムは「OpenR」と呼ばれ、Androidを搭載し、「Hey Google」に反応し、多くの機能を制御することができるようになっている。そこには、Googleマップ、アシスタント、Playなどのサービスが含まれる。Apple好きな方へ: Apple CarPlayの搭載も可能だ。
フロントのスペースはまずまずだが、リアはやや状況が変わる。ちょっと窮屈だ。「メガーヌ」を買わない理由にはならないが、電気自動車が上のクラスの空間を提供するという約束は、ここでは守られていない。トランクは「ID.3」の385リットルに対し、440リットルを飲み込む広さだ。
GTIのテイストを持つ電動メガーヌ
今回試乗した「メガーヌ」は、60kWhのバッテリーを搭載していた。そのため、車重は1624kgと比較的スリムになっている。電動モーターの218馬力と相まって、「GTI」を思わせる軽快な走りを実現している。ルノーは、0から100km/hまでの加速は、7.4秒、最高速度は160km/hを約束している。
競合他車同様、ステアリングホイールのパドルで回生ブレーキの度合いを調整することができ、これが非常によく機能している。「エコ」、「コンフォート」、「スポーツ」、「インディビジュアル」という、典型的な走行モードが用意されているが、多くの人は「コンフォート」にしておくと思うので、運転の楽しさはそれほど損なわれない。ステアリングは素早く、驚くほどダイレクトに反応する。
このクルマは2023年3月に発売され、注文は2月から可能で、装備の詳細や価格もその際に公開される予定だ。価格はおそらく、58kWhのバッテリーを搭載した35,460ユーロ(約515万円)からの「VW ID.3」がベースになると思われる。
テクニカルデータ: ルノー メガーヌ E-テック EV60 • エンジン: 電気同期モーター • 出力: 160kW(218PS) • 最大トルク: 300Nm • バッテリー容量: 60kWh • 最大充電電力:130kW • 全長/全幅/全高: 4.21/1.77/1.50m • ホイールベース: 2.70m • 乾燥重量: 1624kg • 荷室: 440リットル • 0-100km/h加速: 7.4秒 • 最高時速:160km/h • 航続距離: 450km • 消費:16.1kWh/100km • 価格: 未発表
メガーヌE-Techドライビングレポート
結論: 新しい電動「メガーヌ」のデザインも、その技術も気に入っている。適切な価格と適切な装備で、このルノーはVWの対抗馬である「ID.3」と肩を並べることができる。 AUTO BILDテストスコア: 2
Text: Steve Fowler Photo: Renault
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