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マルティンが独走でポール・トゥ・ウイン。バニャイアはスプリントで2連続リタイア/第5戦フランスGP

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マルティンが独走でポール・トゥ・ウイン。バニャイアはスプリントで2連続リタイア/第5戦フランスGP

 5月11日、2024MotoGP第5戦フランスGPの2日目セッションがル・マン-ブガッティ・サーキットで行われ、ホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)がポールポジションを獲得してスプリントでも勝利を飾った。

 この日も天候は良く、フリー走行2回目は気温18度、路面温度25度で開始。アレックス・マルケス(グレシーニ・レーシングMotoGP)が8コーナーで転倒を喫する場面があったが、そのほかのトラブルはなく、マーベリック・ビニャーレス(アプリリア・レーシング)、フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)、エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ・レノボ・チーム)のトップ3で終わった。

【順位結果】2024MotoGP第5戦フランスGP 予選総合

 予選は気温21度、路面温度31度だ。予選Q1はホンダ勢4人とヤマハのアレックス・リンス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)、バスティアニーニ、ブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)、マルク・マルケス(グレシーニ・レーシングMotoGP)もこのセッションからスタートだ。

 前半はマルク・マルケス、ミゲール・オリベイラ(トラックハウス・レーシング)のトップ2で予選Q2への進出を目指す。終盤にはマルク・マルケスが1コーナーでミスしてタイムアタックを諦め、アウグスト・フェルナンデス(レッドブルGASGASテック3)が14コーナーで転倒、ヨハン・ザルコ(カストロール・ホンダLCR)は6コーナーで転倒した。

 最終アタックではバスティアニーニがオールタイムラップレコードの1分30秒279でトップに浮上して、オリベイラが2番手に続きQ2へ。マルク・マルケスは昨日のプラクティスでのミスでダイレクトQ2進出を逃しているが、このセッションでも上記の通りのミスが響き、さらに最終ラップはザルコの転倒でアタックができずにQ2へ進むことはできなかった。

 予選Q2では開始早々にマルティンがレコードの1分30秒141でトップに立つと、翌周に1分29秒919に入れて首位を維持。バニャイアは1分30秒111で2番手、アプリリアのふたりが3-4で、ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)は6番手だ。

 一度ピットに入り2度目のアタックに入ると首位のマルティンが4コーナーで転倒、続いて2番手のバニャイアが9コーナーでスリップダウンを喫して、あとはライバルたちのタイム次第となる。1分を切ると5番手のアレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング)も3コーナーで転倒、ジャック・ミラー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)は8コーナーで転倒した。

 転倒が相次いだ結果、大きなタイム変動はなく、マルティンがポールポジション、バニャイアが2番手、ビニャーレスが3番手となった。ペドロ・アコスタ(レッドブルGASGASテック3)は7番手、クアルタラロは8番手だ。バスティアニーニはトラブルがあったようでマシンをとめて10番手だった。

 13周のスプリントはマルティンが好スタートを決めた。マルコ・ベゼッチ(プルタミナ・エンデューロVR46・MotoGPチーム)、アレイシ・エスパルガロ、ビニャーレス、マルク・マルケスが続く。スタートでフロントが浮いたバニャイアは15番手までポジションダウン。

 2周目に入るとマルク・マルケスが4番手に浮上して、ビニャーレスが5番手、ミラーが6番手だ。ここでアレイシ・エスパルガロにジャンプスタートでダブルロングラップペナルティが科される。

 3周目、バニャイアが7コーナーで振られてしまい、コースアウトして最後尾までポジションダウン。その後バニャイアはピットに戻りレースを終えた。翌周には序盤に7番手につけていたクアルタラロが、バスティアニーニ、アコスタ、ラウル・フェルナンデス(トラックハウス・レーシング)にも交わされて11番手に落ちている。

 6周目にはマルティン、ベゼッチ、マルク・マルケス、ビニャーレス、アレイシ・エスパルガロ、バスティアニーニ、ミラー、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(プルタミナ・エンデューロVR46・MotoGPチーム)、アコスタの順に。

 その後、バスティアニーニが5番手に、ミラーは9番手までポジションを落とした。残り5周にアコスタは7番手に浮上。残り4周には2番手のベゼッチが9コーナーで転倒を喫してリタイア。マルティン、マルク・マルケス、ビニャーレスのトップ3と変わった。

 そのままファイナルラップに入り、マルティンは一度も先頭を譲らずにポール・トゥ・ウイン。マルク・マルケスが2位、ビニャーレスが3位に入った。4位はバスティアニーニ、5位はアレイシ・エスパルガロ、6位はアコスタ、7位はディ・ジャンアントニオ、8位はミラー、9位はフェルナンデスだった。

 日本メーカーでは、クアルタラロが惜しくも10位、ザルコが13位、中上貴晶(イデミツ・ホンダLCR)は16位、ルカ・マリーニ(レプソル・ホンダ・チーム)は18位、リンスとジョアン・ミル(レプソル・ホンダ・チーム)は転倒でリタイアしている。

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