LEDライトを新採用
FCAジャパンは、フィアット500X(チンクエチェント・エックス)の日本仕様を改良し、5月18日に発売する。各モデル共に1.3ℓターボ・エンジン、6速DTCトランスミッション、前輪駆動方式を採用した。
メルセデス・ベンツGLB 新小型SUVコンセプトの内装画像 上海ショー
フィアット初のスモールSUV「500X」は、2015年10月に日本導入。500ファミリーの一員として親しみのあるデザインや、前後席に大人が着座できる居住空間、充実した安全装備により、幅広い顧客層から支持されてきた。
デビューから4年目となる今年、デザインを刷新し、フィアット初採用となる新世代エンジンを搭載した。新世代のオールアルミ製1.3ℓ直列4気筒 “FireFly(ファイアーフライ)” ターボである。
燃焼室形状の最適化や、フィアットの独自技術であるマルチエアの進化により、最高出力は従来モデル比で11ps増の151ps、最大トルクは約2.0kg-m増の27.5kg-mを発生する。燃費は従来の1.4ℓターボに比べて約10%向上している(欧州計測参考値)。
エクステリアは、前後バンパーが一新され、SUVらしさを強調するクロススタイルを採用し、親しみやすいデザインの中にも力強さを表現。新デザインのヘッドライトのほかドライビングライトやリアコンビネーションランプがLED式へと変更された(500Xクロスのみ)。デイタイムドライビングライトおよびポジショニングライトは上下で分割され、500ファミリーのシンボルである「500」のロゴをモチーフにしたデザインが採用されている。
続いて先進運転支援機能についても確認しておこう。
改良新型500X 先進安全装備
改良新型フィアット500Xの装備については、運転支援機能・快適装備がレベルアップされた。
レザーステアリングホイールや前席シートヒーター、クルーズコントロール、デュアルゾーン式フルオートエアコン、アップルカープレイおよびアンドロイド・オートに対応した7インチ・タッチパネルモニター付きインフォテインメントシステムUconnect・・、クラッシュミティゲーション(衝突被害軽減ブレーキ)付き前面衝突警報、車線逸脱警報、リアパーキングカメラなど、日常の運転に不可欠な快適・安全装備が全車に標準採用されたのだ。
さらに500Xクロスは充実した装備を採用し、LEDヘッドライトやレザーシート(前席8ウェイパワーシート付き)、パドルシフト、アダプティブクルーズコントロール、ブラインドスポットモニター、フロントパーキングセンサーなど、長距離でも快適にドライブを楽しめる機能を揃えている。
価格は500X(受注生産)が298万円、500Xクロスが334万円。
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