FIMの年間表彰式『FIM Awards』で二輪チャンピオンが集結。昨年引退のバレンティーノ・ロッシには会長から特別賞も

　12月4日、イタリア・リミニでFIM（国際モーターサイクリズム連盟）が年間表彰式『FIM Awards』を開催。MotoGPチャンピオンのフランチェスコ・バニャイヤ（ドゥカティ）を始めとして、各シリーズのチャンピオンが集結した。

　普段は色鮮やかなレザースーツに身を包んでいるライダーたちも、今夜ばかりはフォーマルなジャケット姿。蝶ネクタイで決めたチャンピオンたちが、表彰を受けた。

　なお表彰式はサーキットレース、トラックレース、モトクロス、エンデューロ、クロスカントリーラリー、トライアルの6つの部門別に実施。

　サーキットレース部門からは、今年初チャンピオンとなったバニャイヤを筆頭に、Moto2のアウグスト・フェルナンデス、Moto3のイザン・ゲバラ、WSBKのアルバロ・バウティスタ、WSSPのドミニク・エガーター、SSP300のアルバロ・ディアス、JuniorGPのホセ・アントニオ・ルエダらに、チャンピオンメダルが贈呈された。

　また今年のチャンピオンたちとは別に、今回はMotoGPレジェンドのバレンティーノ・ロッシも招待されており、彼にはFIM会長のホルヘ・ビエガスから“FIM特別賞”が授与された。

　ビエガスはFIM Awardsの閉幕を前に、次のようにコメント。2022年シーズンの素晴らしい戦いとチャンピオン達を称えた。

「FIM Awardsはモーターサイクルコミュニティ、FIMファミリーや2022年の全てのFIM世界選手権にとって、本当に素晴らしい瞬間となった」

「リミニは素晴らしい主催者であることを証明し、我々の素晴らしいスポーツを世界へ広めるために、この重要なイベントを成功させることができた」

「新チャンピオン、王座奪還のチャンピオン、そして今夜を盛り上げてくれた全ての方々に感謝する」