メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1オランダGPの予選を13番手で終えた。彼は予選を通して何度かアタックを妨害されたが、それがなくても速さが足りなかったという。
ハミルトンはQ1ではアストンマーチンのランス・ストロールに、Q2ではアルファタウリの角田裕毅にフライングラップを妨害されたと訴えた。
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実際、角田には予選後に3グリッド降格ペナルティが出されているが、ハミルトンはトラフィックに関係なくマシンが遅すぎたと認めた。
「特に違いはなかったよ」
角田と遭遇した瞬間について訊かれ、ハミルトンはそう語った。
「その前の周回でも、他の選手が何人か邪魔になった。角田も少しラインにいたけど、それでタイムを失うことはなかった。今日はただ遅かったんだ」
ハミルトンはFP1で好調だったにも関わらず、FP2で苦戦したことからマシンの方向性が間違っているのではないかと警告していた。しかし金曜夜の作業で、ハミルトンが手応えを取り戻すことはできなかった。
「正直なところ、FP2のあとのマシンのフィーリングはあまり良くなかった」とハミルトンは説明した。
「FP1は素晴らしいフィーリングだったのに、それ以降はそのフィーリングがないんだ」
「ただ……クルマが難しいんだ。今日のマイナスを明日はプラスに変えたい。おそらく表彰台にはまだほど遠いけどね」
Q1ではフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)もハミルトンの進路を妨害したが、これは審議が必要とはみなされなかった。そして前述の様に予選後の審議の結果、角田には3グリッド降格のペナルティが下されたが、ストロールは処分を受けずに済んだ。
メルセデスのトト・ウルフ代表は、このふたつの裁定が発表される前に、スチュワードは明確な妨害行為に対するペナルティを強化し、チームとドライバーに妨害行為を回避するための細心の注意を払わせるべきだと語った。
「答えはペナルティを科すことだ」
「もし税金をごまかしても刑務所に入らないとわかっていれば、税金をごまかすだろう。だからなぜペナルティが出ないのか理解できない」
「Q1では何人かのドライバーが明らかに妨害していたし、角田はいいヤツだが、ルイスのクイックラップを妨害した。彼はドライラインからどかなかった」
「彼はイン側に避けることができたし、あまり影響がなかったように見えたかもしれないが、ドライラインからウエットラインに入ることで(タイムを)ロスする可能性がある。彼は0.1秒差でQ3に進めたはずなんだ」
「だからペナルティに対しては厳しい態度で臨む必要があるし、みんなミラーを見る必要があるんだ」
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